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今どき地政学の物語

2010/3/10(水) 20:19 投稿:清水研究員  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

春の海も険呑になってまいりました

春の海も険呑になってまいりました


 プログレ全盛のその昔、J,アンダーソン率いる“イエス”のファンには“Tales From Topographic Oceans(邦題:海洋地形学の物語)”を聴いて、プログレの将来に暗澹たる思いをめぐらした。ちゅう連中が少なからずおりました。

 そのアルバムがリリースされた当時、クリムズンもELPもピンクフロイドも行くところまで行ってしまい、ロックで表現できる哲学世界のネタが切れかかってきた時期でした。ま、ホンマはR&Bが好きであったワイは、勉強少年が多かったプログレファンとのつきあいにシンドさを感じてましたので、内心、ほっとしてましたが。

 さて、なんでマクラにイエスの海洋地形学うんぬんを持ってきたかと申しますと、トヨタの米国公聴会吊るし上げに続いて、アカデミー賞のドキュメンタリー部門に日本のイルカ漁を非難した「ザ・コーヴ(入り江)」が受賞した。ちゅうニュースを見たからです。
 
 結党以来、えんえんとジャパンバッシングを継承してきたアメリカ民主党。流石に日本人の貶め方を熟知なされており、手口が実にハリウッド的でございます。

 まさかニッポン民主党が、同名の誼で手とり足とり、トヨタビジネスマンや鯨イルカ漁師のイジメ方を指南している訳ではないでしょうが、テメーらは盛大に、ウシやバッファローはもとより、ネイティブアメリカンやアボリジンを殺戮しまくってきたくせに、ようやるわホンマに。と腹が立ちます。
 
 トヨタの公聴会もイルカ漁バッシング映画のアカデミー賞受賞も、オバマ率いるアメリカ民主党の、日本政府へのシグナルでしょう。同時に、脳天気にも鳩山ソーリが普天間基地問題で口にしたトラスト・ミー、はよ実行せんかい。ちゅう警告にも感じられます。

 さて、地政学的には、アメリカから見た日本は、一方の大国、中国が太平洋に進出しようとする際の強力な防波堤でしょう。
 韓国のジャーナリストは時々、自分達の立場をサンドイッチ・コリアと評し、日本と中国に挟まれる窮屈さを嘆いておられますが、むしろ日本こそ、これから強烈にアメリカと中国に圧力をかけられ、サンドイッチにされ、大いに苦労させられることになると思います。

 食糧自給率が40%を切るワテらのニッポン。戦争なんかより以前に、メシの材料を止められたらもうそれでアウトです。
 また、エネルギーの供給も、東シナ海を封鎖されたら、もう石油は入ってこなくなりオワリです。太平洋戦争のそもそものきっかけは、アメリカが音頭をとった日本への石油禁輸でございました。

 今から80年以上も昔、ニホンと中国(当時は中華民国)の間に一触即発の空気が漂い始めていた頃、中国国民党指導者であった蒋介石の妻、宋美齢は、アメリカ育ちの流暢な米語を武器に、ワシントンで徹底したロビー工作を行い合衆国議会を味方につけました。(・・・と現代中国の書籍に記されてます)

 それから厖大な歳月が流れましたが、今も宋美齢がロビー工作を行っていた頃とそんなに変わってないのではないか?金持ちケンカせずと謂い、派手なヤラセと演出と拝金が大好きな共通点を持つアメリカと中国の二大強国は、今後十年、対決するポーズを取りながら、ウインウインの強者共存を図るでしょう。

 貧乏籤を引かされるのは、言うまでもなく、毎月1500万円もの小遣いを母親から貰っていた“平成の脱税王”、鳩山ソーリ率いる我らがニッポンでしょう。歴史は繰り返します。

 当時も今も、マニアックな国益毀損趣味に耽溺した宰相を戴く我々は、資源を巧妙かつ合法的にストップされ、一直線に国家破滅の道を辿らされたその道を、今、再び同様の手口で歩かされるのではないでしょうか。杞憂であればいいのですが。

 先日、中国の日本語ニュースサイトを見ておりましたら、中国政府高官の談話として、東シナ海のガス油田「白樺」(中国呼称:春暁)、ニホンと共同開発するなんて一言もゆうてへんで。ちゅうコメントがございました。真実はどうなんでしょうか?




 

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