昨日、競馬場へ行く途中の道で、早くも桜が咲いているのを発見しました。
まさか。と思い、接近して眺むれば、紛うことなき桜であり、そう云えば、去年もここで見たなあ。とほんの少しだけ感慨に耽りました。
山の中腹に住んでおります僕は、クルマ(あるいはバス)を使わないで下界に降りるときはもっぱら徒歩になります。その歩く道すがら、色々な草花を目にします。菜の花はすでに可憐な黄色の花を咲かせておりますし、木蓮も逆さにしたアールヌーボーの電球みたいな花を咲かせ始めております。まー、今年も春がやってきた。ちゅうことでしょう。
競馬場の芝生では、あちこちに家族連れがビニールシートを拡げて春の日を楽しんでおられ、まことに微笑ましい光景が散見できます。
まー、こっちはゼニを稼ぎに通っている訳で、レース中に風流心は禁物ですが、それでもスタンドから俯瞰する春の競馬場は、ヒロ・ヤマガタやスコットが描く版画世界を彷彿とさせ、束の間、現実から脱け出せる気がします。
さて、先週も土日の二日間、例によりまして、ウマでちょっとでもカネを殖やそうと蠢動いたしました。途中、大負けするシーンもあったのですが、終わってみますと、洋菓子のマカロンが1ダース程買えるくらいのプラスになってました。
家人は、大のオトコが2日間汗水垂らして働いてそれかよ。なんて罵りますが、まったくの無、混沌としたカオスから洋菓子が生じた訳で、非常な達成感がございました。もっとも、笠松からやってきたラブミーチャンが馬群に沈んだのは残念でしたが。
閑話休題。
ところで内閣府は今日、3月の月例経済報告をまとめ、景気の基調判断を8カ月ぶりに上方修正し、「着実に持ち直し」などとのたまっておられます。
ホンマかいな。と思います。じゃあこの春、日本中の職場という職場で、「着実な」ベースアップが期待できるのか?見え透いたウソつくな。・・・と(個人的に)思います。
以前も記しましたが、あちこちの上場企業の株主向けサイトを閲覧しますと、ほとんどの企業が「業績予想の修正に関するお知らせ」を表示し、大体が下方修正の内容です。
この夏は選挙があります。ハッタリでもいいから「景気は着実に持ち直し」と大上段に構えないと、ニホンの人心は確実に離反すると政を司る方々はお考えなのでしょう。
ひょっとして、「着実に持ち直して」いるのは、景気の基調なんかではなくて、代議士センセイ方の事業仲介や、口きき等で得られる雑収入ではないでしょうか?








