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試験は辛い

2012/2/7(火) 21:53 投稿:清水研究員  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

イベントを終えて外を見ると陽が沈む途中

イベントを終えて外を見ると陽が沈む途中


 先週から通勤駅にうじゃうじゃと高校生が溢れている。近くの大学で入学試験が真っ盛りらしい。
 こんな寒い中、朝もはよから試験とは、ホンマ受験生は大変やなーと思う。もっとも、三分の一世紀くらい前のワイもおんなじ立場であったが。
 
 まー時代が違う。と云えばそれまでだが、概して今の受験生の表情の方が明るいような気がする。ワイらの頃は「ここ落ちたらもうオワリや」ちゅう緊張感で、みんな悲壮感が漂っていた。もっともあと40年たって、今の高校生がそろそろ還暦を迎えようとする時、年金受給なんか絶望的な日本国になってるのではないか。いや、そんなこと、今のうちからくよくよ心配しないか。とにかく学生にとって、4年間のモラトリアムはこの上ない魅力だろう。
 
 それでも、パーな政府による官製デフレのせいで、スネを齧れる筈の親自体が痩せ細り、仕送りなど夢のまた夢、せっかく大学に入ってもアルバイト三昧の毎日で、なんやこれは。ちゅう思いを味わうかもしれない。
 貧すれば鈍す。けれども若い連中には、やり方次第では幸福の受益者になる可能性がぎっしり詰まってるようにワイは思う。

 ところで、賃貸経営者(勿論ワイは大家でも地主でもないが)サイドから云えば、大学生はもっとも大切なお客さんである。

 株式と同様、不動産物件も、賃料は全て需要と供給の結果で決定される。市場相場価格である。ゆえに、結構なワンルームマンションに住んでる学生を見ると、コイツの親、カネあるんやなーといつも思う。(ま、それでも関西の賃料は東京に比べて滅茶苦茶激安だ)
 
 賃貸住宅は大別してマンションとアパートの二つがあるが、当然のことながら、アパートの方がマンションよりは家賃が安い。ゆえに同じ賃料なら、それだけアパートの方が広い間取りになっている。

 もし、ワイが今、現役の学生なら、どっちを選ぶ?と問われたら、迷うことなくアパートの方を選ぶ。たかだか一坪や二坪でも、居住空間の広さを優先するのだ。またツーバイフォーでも軽量鉄骨製でも、今のアパートの耐久性・静音性はそりゃ多少はRCやSRCのマンションには負けるが、10年前の物件に較べると驚くばかりなのだ。

 


 

風評のオリジネーター

2012/1/17(火) 23:35 投稿:清水研究員  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

「勝てば官軍」は嫌な言葉ですわ

「勝てば官軍」は嫌な言葉ですわ


  阪神淡路大震災から17年か。

 17年経っているから、次第に薄れていく記憶もあるが、中には鮮明なのもある。よく憶えているのは、被災後、長期間逗留したカプセルホテルでの思い出だ。

 そのカプセルホテルの経営者には今でも非常に感謝している。というのは、被災者の宿泊料金は半分にしてくれたのだ。その配慮が口コミで伝わるのか、日増しに被災者であるサラリーマンが宿泊するようになり、ついには、カプセルホテル自体が一大避難所みたいな様相を呈してきていた。

 被災の程度差こそあれ、皆、同じ境遇。ゆえに、長期逗留するサラリーマン達の間に奇妙な連帯感が生まれていた。まー、みんな、月~金は大阪市内で仕事があるから、カプセルホテルから会社に通勤する。週末は、家族を置いてきた被災地の避難所に戻る。そんな生活を繰り返していた。

 もっとも僕は、電車が通っている駅(確か芦屋までであったか)から自宅のアパートが強烈に遠かったので、2週間に1回の帰宅で済ましていた。既に家人を安全な場所に避難させていたのと、もし、泥棒に入られたとしても、盗まれて困る金品などほとんど無かったからである。

 さて、カプセルホテルで暮らし始めて1週間ほどするうちに、僕はある男と親しく喋るようになった。その男は、僕と同世代であったし、あんまり堅めの企業に勤めてる風ではなさそうに見えた。もしかして同業か広告関係?と睨んでいたら、交換した名刺を見ると、某大手工芸会社のロゴがあった。ま、イベント屋ですわ。とご本人は言っていた。
 
 そのカプセルホテルは、当然の如く寝る場所が狭いこと以外は、かなり住みやすい構造であった。なんと大浴場があり、昔ながらの銭湯のように、脱衣所には大きなTVがあり、ソファーがあり、自動販売機があり、まーかなりみんながリラックスできる設備があった。

 地震からとうに1カ月は過ぎていたと記憶しているが、ある夜、僕はひと風呂浴びたあと、脱衣所で前述の「イベント屋」の男と一緒にぼけ~とTVの地震番組を見ていた。民放・NHKを問わず、当時はゴールデンタイムと称される時間帯は地震関連ばかりだったのだ。

 そのとき見ていた番組は、(記憶は定かではないが)ニュースでありながら、あるボランティア女性の活躍を伝えるドキュメントもあった。その人は(後に分かったことだが)元々は北朝鮮への渡航歴を有される市民運動家ながら、震災の報に接するやいなや「ボランティアコーディネーター」なる看板を立ち上げ、被災地に出現し、以降、日夜を問わず、被災者の救援活動に没頭している。ちゅう美談であった。

 他の局の報道番組にも時々出ていたことから、メディアには少なからぬコネを有しておられる模様であった。取材する報道陣との受け答えは実にはきはきしてメリハリがあり、かなり頭脳明晰な印象を受けた。

 だが僕は、一連の映像を見ていて何か不自然さを感じていた。
 取材慣れた著名人でもなかなかこうは喋れない。フレーズの淀みなさと論理の構築力が、武道における約束組手の如く、予め周到に訓練・準備されていたものではないのか?という疑念を抱いたのだ。
 学生の頃読んだN・メイラーのエッセイ「私自身のための広告」を思い出したのである。

 が、とにもかくも、この女性が行っている行為は、立派な善意の行いである。また、女性ご自身、「アタシはアンタら助けるためにわざわざ来てんねんで。それが悪いゆうんか?」ちゅうような気迫のオーラが漲っている風に見受けられた。
 確かにこのお方は我々被災者の為に、あのマザーテレサを彷彿とさせる博愛心に満ち満ちた救援活動を演じてくれている。でもなんでか、ワテら被災者にはいまいちすっきりこない・・・。

 そんなことを思いながらTV画面を見ていると、隣の「イベント屋」の男が、ぼそっと「売りにしてるなー」と呟いた。
 え?と思い、振り返ると、いや、なんとなく。と言葉を濁したが、その男が呟いた言葉は多分、そこにいたオッサンら全員に共通した印象だったのだ。
 
 閑話休題。

 神戸の街は、一見、以前と寸分変わらぬように復興し、脱衣所のTVで見た女性はいつの間にか、国会議員のセンセイになっていた。いっとき、自らが犯した巨額の詐取事件で法の裁きを受けておられたが、今や完全に復活なされ、現政権でも重要なポジションでご活躍中だ。 

 時々テレビで氏のご活躍を垣間見る度に僕は、モチはモチ屋と云うが、あのイベント屋の眼力、ホンマ、正鵠を射抜いてたなーと感心するのだ。


 

予感

2012/1/9(月) 22:05 投稿:清水研究員  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

Year of the dragon(上海・豫園)

Year of the dragon(上海・豫園)


 新年明けましておめでとうございます。
 本年も宜しく、お願い申し上げます。

 ニッポンはまだ松の内なるも、世界は次第にキナ臭い様相を呈してきたような気がする。
 この前、オバマ大統領は、過去22年間維持してきた中東とアジアの二正面作戦をやめて、海外駐留米軍戦略の優先順位を欧州・中東からアジア・太平洋地域に移す。ちゅう方針を発表していた。

 陸軍を57万人から49万人に縮小し、20万人強の海兵隊も1割程度減らす、つまりリストラをやりたいらしい。軍備には周知の如く膨大なゼニがかかるんで、相も変わらず二つの巨大赤字に苦しむアメリカとしては、背に腹は代えられない。ちゅう風に受け取れるが果たしてそうか。

 とにかく、4兆ドルを注ぎ込んだアフガニスタン・イラク戦が整理段階に入ったことは確かな模様で、既にイラクでは昨年末、アメリカ軍の撤収が事実上完了し、アフガニスタンからも2014年までに軍を撤収する計画・・・とのことらしい。

 まー上記は恐らくはけっこうなことだろう。然し、考えすぎかもしれないが、アメリカはひょっとして、イランのペルシャ湾封鎖宣言よりもっと今の朝鮮半島が危ない。と睨んでいるのではないか。

 昨日はなんでも北朝鮮の新しい世襲親分、金正恩の誕生日だったそうで、呆れたことに日本のキー局でも盛んにそのニュースを取り上げていた。本人にはあんまし罪はないかもしれんが、日本人拉致首魁のムスコに日本のメディアはあまりに甘すぎる気がする。
 
 北朝鮮と云えば、隠岐諸島沖に漂着した北朝鮮の漂流者3名を、政府は非公式の外交ルートで北朝鮮に帰すニュースが報道されていた。本人達が自分達は脱北者ではないと証言したためらしいが、帰ったら、あの3人、タダではすまないだろう。

 そんなことより、あの3人みたいな漂流者、ちゅうより脱北漂流者は、今後どんどんニッポンにやってくる思うでワイは。
 北朝鮮に隣接している中国は、豆満江を渡る脱北者はどんどん取締まり(ちゅう名目の処分)を表明してるし、韓国との軍事境界線は地雷だらけ。となると、脱北者が、もっとも安全な逃避場所はニッポン。ちゅう風に思うのは極めて自然である。

 数年前のJRAのCMに、「来るぞ」ちゅうのがあったが、これからニッポンに夥しい量の脱北者が漂着して「来る」可能性は大だろう。
 野田は、ちゅうより、政府はそのあたり、何か対策を考えているのだろうか。

 もっとも、鳩山氏といい菅氏といい(オザワ氏もそうか)、外国人への選挙権交付や北朝鮮系団体への献金には異常な盛り上がりを見せていたメンメンが集う政府民主党なので、それは望むところ。なんて怖ろしいプランを検討中なのかもしれない。


 

原酒にメロメロ

2011/12/28(水) 22:45 投稿:清水研究員  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

新幹線の窓から富士山が見えるとほっとする

新幹線の窓から富士山が見えるとほっとする


 先日、帰社途中に某大手百貨店の店頭で日本酒の試飲会をやっているのを目にした。もとより高い酒を買わす為のイベントであることは承知ながら、冬になればなるほど、日本酒が恋しく感じられる。ゆえに、即座にイベント会場に急行した。

 タダで色んな種類の酒が飲めるのはそうある機会ではない。買う気は全然なかったが、その場で15分くらい色んな銘柄の酒を立ち飲みしていると、これは?ちゅう印象を受けた酒があった。

 店員に、オッサン、これ普通の日本酒でっか?と聞くと、ちゃいます。これ原酒ですわ。との返事。
 原酒?ひょっとすると山廃仕込みちゅうやつでっか?と突っ込んで質問すると、ちゃいま。原酒は原酒。しぼってそのままの酒なんですわ。という答えが返ってきた。

 しぼってそのまま。ちゅう意味が分からなかったが、美味いことは掛け値なく美味かったので、またつい先日の有馬記念を勝ったカネが少しあったので、買って帰ることにした。この原酒、なんとアルコール度数が20度もあり、瓶の周りをぐるぐると竹の皮で巻いてあるのが、いかにもビンテージもの。ちゅう雰囲気なのだ。

 別に、弊社のスポンサーでもない会社が作った酒の美味さをこんな場所に書き連ねるのも、どうかと思うが、美味い酒は人を幸せにする。
 その酒、竹の皮に「口上書」なるものがヒモでぶら下げてあり、何事?と思い、読み進むとなかなか面白いことが記されてあった。

 (前略)讃岐米オオセトと蛍の飲み水財田川の自然湧水で仕込み、一切加水せず、しぼってそのままを瓶に詰め、新鮮な酒質が外部の影響を受けにくくするため一本一本竹の皮で巻いたものです。しぼってそのままの垂口の風味をご堪能いただければ幸いです。

 ・・・ちゅうことらしい。

 実は、このブログ、その酒をワイングラスに入れ、ちびちび飲みながら書いてるんですが、上質な酒は酔い方も上品な気がし、実に心地いい。ちなみに、このお酒、香川県観音寺市にある川鶴酒造という会社が作ったお酒ですわ。
 いや、こんな例えはどうかと思われるけど、久しぶりにええオンナと会った。そんな印象を持ったお酒でしたわ。

 閑話休題。

 さて、今年もいよいよ大詰めを迎えました。皆々様におかれましては、一年間、拙ブログにおつきあいいただきまして誠に有難うございました。どうか、よいお年をお迎えください。衷心より皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
 
  


 

メリエスト有馬記念

2011/12/23(金) 23:41 投稿:清水研究員  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

横浜中華街 師走の黄昏

横浜中華街 師走の黄昏


  米国ニューズウィーク誌に“歴史的にレベルの低い国連事務総長のなかでも際立って無能”と評された藩基文氏が、金正日の訃報を理由に国連総本会議の場で黙祷を強要した事件が波紋とよんでいる。

 ホンマ、ようやるわ。と思う。

 北朝鮮に拉致された一般人は、日本人よりも圧倒的に韓国人の方が多い。好色な金正日は、喜び組、即ち、自らのハーレムを国際色豊かにしたかった模様で、手下の工作員に命じ、あるゆる肌の色の素人女性を拉致している。これはワイの勝手な推測でなく、拉致された著名な韓国の映画監督、故・申相玉氏夫妻の脱北ドキュメント「闇からの谺」にその事実が記されている。

 とにかく、同じ民族のヨシミとは云え、藩基文の黙祷要請はいただけない。もっとも、日本の全国紙のうち2紙が藩基文と同様の論陣をはっていたのには驚いたが。
 
 さて、明後日はクリスマス。明日はイブである。
 ひょっとして、金正日の死は、これまでさんざん迫害・耐乏生活を強いられてきた北朝鮮の一般人民にとって、最高のクリスマスプレゼントであったのではないか?
 先軍政治がますます強化されようが、ド素人の三男坊が祭あげられようが、もう軍人自身がメシの食い上げ状態では、どうしようもないだろう。

 ロシアの著名なシンクタンクの報告によると、2020年には世界地図上で北朝鮮という国家は無くなっているらしい。もし、それがホンマであれば、あの部分は、いったいどうなっているのか?統一コリアになっているのか、あるいは中国の〇〇省になっているのか、あるいは、ひょっとしたらロシアの一部になっているのか。

 ドツボの極にある北朝鮮の一般民衆にとって一番理想的な未来は、韓国による平和的統一であることは間違いない。もっとも、知人の韓国ビジネスマンに取材すると、①ようやく欧米に準ずる豊かな暮らしが実現できているのに、統一で生活レベルが低下するのは絶対に嫌。②中国と隣同士になるのは絶対に嫌。

 ・・・の、大体①②の返事が返ってくる。まー、ソウルからクルマで20分も走ったら人民中国が出現する構図は、ありえない話、ちゅうより、じゅうぶんありえるのではないか。
 
 悲しいかな、地政学的に韓国は良くも悪くも、これからますます中国のコントロール下におかれることは間違いない。流石に独立は保障されるだろうが、構図的に19世紀以前とそんなに変わらなくなるのではないか。

 まー、そんな先のことをあれこれ心配してしてもしゃーないか。明日はクリスマスイブ。阪神競馬場では弊社社杯の「ラジオNIKKEI杯」がある。そして、明後日はいよいよ有馬記念。

 有馬記念は世相を反映する。とよく云われる。
 まーワイはそんな共時性とかゴロ合わせで馬券を買うのは嫌いだが、①ブエナビスタと⑨の3冠馬、オルフェーブル、この2頭が他にぬきんでいることは衆目の一致するところ。前々日発売でもこの2頭軸の3連単が売れている。

 てっきり人気投票で1番人気であったブエナビスタが、オッズでも1番人気になるかと思ってたら、現時点ではオルフェーブルの方が1番人気である。当日はどうなるかまだ分からないが、明後日の有馬記念、馬券的にはそんなに美味しくならないのではないか。

 ちなみに、オルフェーブルとはフランス語で「金細工師」やて。先ほど、共時性やゴロ合わせで馬券を買いたくないと書いたが、なんとなく、勝つのはこっち。ちゅう気がする。オルフェーブルの鞍上も、兄(ドリームジャーニー)に乗って、2年前に同じ有馬記念でブエナビスタに勝っているのだ。


 

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