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「日経平均一時1346円安」

 

 

4月19日の日本株は下げました。朝6時の日経平均先物夜間取引の終値は420円安でした。つまり、米国における半導体関連株の続落を受けて「400円ほど下げるのかな」との観測があったのですが、前場から下げ幅が拡大する展開となりました。

 

 

「イスラエルがイランを攻撃」との報道を受けて、株式市場には売りが膨らみました。もともとリスク資産を減らす動きが強まっていたところに、突発的な事態も加わり、リスク回避の動きが高まりました。日経平均の下落幅は一時1346円まで広がりました。

 

 

中東情勢については、事実の把握を待たねばなりません。高いPERまで買われた大型グロース株(日本株で言えば、代表は半導体製造装置メーカー)は、地政学リスクの高まり次第では、リスク資産圧縮の波を受け止めなければなりません。

 

 

来週になると、日本企業から決算発表が本格化します。25年3月期の業績が上向きで、かつPER面やPBR面で割安感のある企業については、下値は売られにくくなります。そうした個別株については、投資家自身が納得できる株価水準での選別投資を心がける場面でしょう。

 

 

4月19日午後3時10分記

 

 

 

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