11月9日放送から [番組スタッフから]
2007/11/09(金) 21:55 番組営業担当K

「他人のために行動する」ってなんだろう・・・ということを考えさせられる今回の武田先生のお話でした。


私はいままで「福祉」とか「ソーシャルワーク」とか「ボランティア」などのことばを一緒くたに「人のために何かする」という意味として解釈していました。もっといえば「人のために何かする」ことが「福祉」であり「ボランティア」であり「ソーシャルワーク」という意味だと思っていました。
しかし、これは「お世話する側の押し付け」であってはならないことを今回のお話で実感しました。「トップダウン式の援助には限界がある。当事者の能力を最大限活用し、主体的に活動できるように支援することが『ソーシャルワーク』」であるという武田先生の体験に基づいた考えには価値観が変わりました。

このお話を我々の仕事に当てはめるとすると、私も放送局という職業についている以上、少なからず「社会のため」にと意識しながら日々働いているのですが(全然実行できていませんが 汗)、放送業界では近年「結論ありき」で放送・報道がされている向きを(これは自省も含めて)すごく感じています。しかし、我々の仕事は本来、様々な価値観を聴取者・視聴者の皆さんに考えていただけるよう「選択肢を差し上げ、それに対する意見や感想・価値観の想像は情報を受け取る側にお任せする」ことこそが我々の社会に向けたあるべき仕事の姿勢なのかもしれませんね。

話がそれてしまいました、すみません。

また、アメリカではソーシャルワーカーは専門職として地位が確立しており、きちんとお金を取ってカウンセリングできる「職業」として確立していることを初めて知りました。
日本では、福祉の対象がお年寄りや障がいのある人たちが大半ということで、私も一面的な解釈しか知りませんでしたが、海外ではこれに国境を接していることで「民族」という要素が加わるので、根本的に考え方が違うことをあらためて知りました。

しかし対象が違えど、仮に「欧米的ソーシャルワーク=難民」「日本的福祉=社会的弱者」だとしても「押し付け」である以上、「本当の『福祉』」にはならないのかもしれませんね。


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