1月27日番組から [番組スタッフから]
2012/01/27(金) 11:00 番組営業担当A

今月は「企業と映画」というテーマについて、4回にわたって関西学院大学法部教授・塚田幸光さんにお話いただいています。

今回はその4回目「宗教の政治学―ファンタジーの裏側―」です。

宗教、政治、ファンタジー、一見まったく接点が無いように感じますよね。
今回は『ナルニア国物語』を切り口に、宗教と政治の問題を考えます。

『ナルニア国物語』、多くの方がご覧になったかと思います。少しだけあらすじをご紹介しますと、白い魔女が支配するナルニア国に4人の兄弟姉妹が迷い込むところから物語は始まります。異世界ナルニアは、白い魔女の支配によって国を永遠の冬に閉じ込めているのです。一人、森をうろつく次男エドマンドは兄のピーターにちょっとむかついています。そこで魔女が現れ、お菓子でエドマンドを誘惑し、兄弟たちを裏切らせます。

その後、エドマンドの「罪」はアスランというライオンの自己犠牲によってあがなわれます。アスランは命を投げ出し、殺害されます。亡骸の側ではエドマンドの姉妹が聖母マリアとマグダラのマリアのように号泣。
しかし、翌朝、姉妹の前に復活したアスランが現れるのです。(キリストの復活のようです)この復活により、エドマンドは変化するのです。そして兄弟姉妹4人は立派な王となるのです。

このお話、第43代アメリカ合衆国大統領であるジョージ・W・ブッシュのサクセスストーリーに似ている、と塚田先生のお話は続きます。

ジョージ・W・ブッシュは父ブッシュ(第41代大統領)の庇護の下、大学時代は徴兵逃れ、薬物疑惑やアルコール依存症など、サクセスとはほど遠い人生を歩んでいました。
しかしある伝道師と出会うことで彼は変わります。アルコール依存症を克服し、州知事、大統領になるのです。

ジョージはまるでエドマンドですね。
そしてジョージこそが神の子と思う人たちが出てきたのです。

その人たちがいたからこそ彼はアメリカの大統領になれたのでしょう。
この続きは是非、塚田先生のお話をお聴き下さい。

さて1月の「映画と政治」の4回シリーズは今回が最後となりました。
身近にある映画というものを通して政治を見ることができる、その見方を教えてくれる塚田先生のお話、いかがでしたでしょうか?
映画を取り巻く人たちが伝えたいことが、映画を通して少しずつわかってきた気がしませんか?
是非、色んな面から多くの映画を見てみて下さい!


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