12月2日番組から [番組スタッフから]
2011/12/02(金) 11:00 番組スタッフK

12月のアイデアカプセルは「あなたの知らないデンマーク~北欧の小国からのメッセージ」というテーマでお送りいたします。

お話は、関西学院大学国際学部教授の平林孝裕さんです。


第1回は、そのものズバリ「デンマークって知っていますか?」

ヨーロッパの北にあって、税金が高いぶん社会福祉が充実している国。そのぐらいのイメージは、みなさんも持たれていることと思います。実際のところ、ディレクターKもそんな感じです。逆に言えば、デンマークについて“そのぐらいしか”知らないということ…なのですね。


かつてデンマークに長期滞在したという平林さん。2006年にデンマークに関する共著「デンマークの歴史・文化・社会」を刊行したところ、半年で増刷となったそう。反響の大きさがうかがえます。ただ、平林さんの分析によれば、向けられている関心のポイントには偏りがあったようです。前述した社会保障のほか、環境問題、教育についても関心が寄せられているそうです。

では日本とデンマークとの関係を、視点を変えて見てみましょう。外務省のHPによると、日本からデンマークの輸出品は自動車やOA機器がほとんどです。一方でデンマークから日本への輸出(日本から見ると輸入)はどんなものがあるでしょう。実は日本とデンマークの貿易は、日本側から見れば5倍の輸入超過なのです。どんな貿易関係なのかは、本編で確認してみてください。

デンマークに関して、今年こんなことが話題になりました。脂肪税=ファット・タックスを導入しようという動きです(そういえば、デンマークの話ではありませんが「ポテトチップス税」も話題になりましたね)。また、今年デンマークでは政権交代もありました。10年続いた保守右派連立政権にかわって、中道左派政権が誕生しました。今後の政権運営が注目されています。

今回はデンマークという国はどんな国かをご紹介しました。この記事ではそのさわりだけをお伝えしております。番組をお聴きになれば「へえ、デンマークってこんな国なんだ」とお分かりいただけるはずです。そして、日本と身近なところで繋がっている国なのだということも。

次回以降も、知っているようで知らないデンマークを掘り下げます。平林さんのご専門はキリスト教思想の研究です。次回は平林さんの専門であるキリスト教思想家・キルケゴールについてお送りします。


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