11月25日番組から [番組スタッフから]
2011/11/25(金) 11:00 番組スタッフK

関西学院大学大学院 経営戦略研究科教授の岡田克彦さんに「行動ファイナンス(投資家心理と株式市場)」というテーマでお話いただいております。4回目の今回は「行動ファイナンスの実務への応用」と題してお送りします。


実務家でもある岡田さんは、行動ファイナンスをどのように実務に応用するべく研究をされているのでしょうか?


前回「ツイッターファンド」についてご紹介しました。岡田さんの研究室では、より論理的に株価との繋がりを見られるアプローチで、資産運用に行かせる研究をされているそうです。

岡田さんたちは、過去10年間の新聞記事や通信社の配信記事、専門家の解説記事など、ありとあらゆる日本語の記事を集めたそうです。その数なんと800万本! この膨大な量の記事を解析し、全上場企業について数値化しているのだとか。これらの記事は、株価に対するコメントだけとは限りません。製品に対するコメント、経営者に対するコメント、業界に対するコメントを全て分析するのだそう。

もちろん、日々新たに記事が発表されるごとに、データベースに蓄積してデータを更新するのだそうです。そして全上場企業それぞれが「ポジティブに語られているのか、ネガティブに語られているのか」ということを数値化した、ということです。

この数値とそれぞれの企業の株価には、やはり相関関係があることが分かったそうです。さて、それはどのような関係なのか? これはやはり、岡田さんのお話をお聴きいただきましょう!

担当ディレクターK、実は経済学部出身ながら「行動ファイナンス」は初めて耳にする単語でした。それがどんなものか、収録前は今ひとつピンと来ていなかったのですが、岡田先生の実例を交えたお話を聞いてなるほど! と思うとともに、なぜ今までこの分野が研究されていなかったのか不思議にさえ思われました。そのぶん、これから益々研究が進み、発展していく分野なのだろうとも感じます。これからは新聞の経済記事の読み方が、少し変わってきそうです。


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