9月2日放送から [番組スタッフから]
2011/09/02(金) 11:00 番組営業担当A

今月は「イギリスの福祉の歴史」というテーマについて、4回にわたって関西学院大学人間福祉学部教授・今井小の実さんにお話いただきます。

今回はその1回目「シャーロック・ホームズと救貧法」です。
『シャーロック・ホームズ』といえば、アーサー・コナン・ドイルが19世紀から20世紀にかけて発表し大人気推理小説『シャーロック・ホームズ』のことですよね。
なんと、この『シャーロック・ホームズ』の、唇のねじれた男』という話の中から、イギリスの救貧法が見えてくるのです!

まずは『唇のねじれた男』の簡単なあらすじをご説明します。

……
ホームズはある裕福な家庭の夫人に依頼され、失踪した新聞記者の夫の捜索を頼まれます。アヘン窟(アヘンの売買等をする場所)にいるはずもない夫の姿をみたという夫人の話をもとに警察と現場に向かうと、そこには夫の服や荷物はあるのに、夫の姿はなくなっていたのです。
 夫は一体どうなったのでしょうか…。

ホームズがいきついた真相は、新聞記者であったはずの夫が新聞記者という職を捨て、思いも掛けない姿でお金を稼いでいたため、その姿に誰も気がつかなかった、ということでした。
妻の前での紳士な夫の姿から想像できない姿、格好であったので、妻さえ気がつくことが出来なかったのです。

お話は、このような結末で幕を閉じます。

お話の謎は解けますが、お話を通し、私たちには新たな謎が生まれてくることでしょう。
それはズバリ、この男が新聞記者の職を捨て、新しく始めたお金を稼ぐ方法にあります。

さて、この謎を解くには番組を聴いてみてください!

私たち日本にはないイギリスの考え方に基づいた救貧法がその謎を解き明かすヒントとなってくれるはずです。


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