11月12日番組から [番組スタッフから]
2010/11/12(金) 11:00 番組営業担当K

今月は「こころの教育」というテーマについて、関西学院大学 教職教育研究センター教授の横山利弘さんにお話をいただきます。第二回目の今回は「こころの教育とは、どんな教育か」についてお話いただきました。

前回の番組の最後に「日本の社会に『共通の行動規範』がなくなりつつある」というお話しを受けて、今回はその「共通の行動規範」がなくなるとはどういうことからお話をいただきます。


いま、若者、若者だけでなく日本人全体にマナーの悪さやモラルの低さを感じる場面を、とくに公共の場所でよく見かけます。これは「若者たちの規範意識の低さ」といわれるかもしれませんが、これは若者どうしに「『共通の』行動規範」が崩れているからとのことです。この国・街でお互いを尊重し、迷惑をかけずに共存していく上での『共通の』ルールというもの(行動規範)が存在しているはずなのに、現代風に言えば「価値観の多様化」という言葉に置き換えらてしまっていますが、「自分のしていることはある種の個性である」かのように個人が勝手に判断してしまっているのではないでしょうか。

横山さんは「万物の尺度は自分」という言葉で形容されていますが、その尺度が一つの家庭のなかですら多様化してしまっている時代ですので、なかなか新たにつくっていくことは簡単なことではないとは思うのですが、決して社会の一員として過ごしていく考え方として、いい方向とはいえないのではないでしょうか。

「価値観の多様化」が決して悪いということでなく(むしろいいことなのですが)、この言葉を「自分さえ良ければいい」と勝手に都合よく解釈して人に迷惑をかけるようなことは慎しむべきだと思います。共通の規範を、ある時点で何らかの形で日本に住む人々が少しずつ認識し形成していければいいのではないかと思います。

では、子供・若者達に規範を教えるべき場所は学校なのでしょうか、家庭なのでしょうか。
今の若者たちは「こころを隠す」傾向があり、「できるだけ波風を立てないように生きている」風に見えることが多いそうです。

ではそんな若者たちに「こころを教育する」とはどういうことなのでしょうか。そしてその教育・「道徳教育」とはどういうものか。さらに私たちが「勘違いしがちな『道徳教育』」とはどういうものなのでしょうか。番組後半で横山さんに詳しく解説していただいています。

どうぞ番組をお聴き逃しなく!


コメント