5月14日番組から [番組スタッフから]
2010/05/14(金) 11:00 番組営業担当K

今回から4回にわたり、「日米同盟の過去・現在・未来」と題し、関西学院大学総合政策学部教授の柴山太さんにお話いただいています。
今回はその第2回目「日米同盟以外の選択肢はあるの?」というテーマについてお話いただきました。

前回は日米同盟の成り立ちから冷戦が終了したあとの日本の安全保障を取り巻く状況などについてお話を頂きました。

今回は、国防の考え方について、また現在の政権与党はどのように考えているかなどについて、柴山さんのお考えを交えつつお話しいただいています。


国防(国を守るという考え方)には、大きく分けて「日米同盟重視の路線」と「自主国防路線」、そして「中立平和路線」があるといいます。今の鳩山首相はこのうちどれに当たるのか、そして連立与党の一翼を担っている社会民主党はどのような立場なのかについてお話いただいております。

柴山さんのお話をきいていて、第二次大戦以降、西側同盟の一部としての日本が得てきたものは「近隣諸国からの『安心』『信用』」ではないかと思いました。それは国防という立場に加え、西側同盟諸国や日本の近隣諸国から「アメリカから守られている日本」という「信用」から得られる経済的発展も含まれると述べられています。この絶妙な関係の中で成り立っている日本の国防について、これまで意識して考えてきたことなどなかったので(こういうのを平和ボケというのかもしれませんね)、大変ためになるお話でした。また「継続」ということも「これまでの『安心』」と「これからの『信用』」につながっていることもわかりました。

国防路線をどう考えるかということについては、さまざまな考え方があるかと思います。
最近よく目にする言葉「抑止力」ということばに代表されるように、本当は国防なんて考える必要のない平和な世界というのが理想なのかもしれません。しかしいまは平和である日本であっても、アジアの中での紛争リスクが完全にゼロとはいえない現状では、この問題について一人ひとりが真剣に考えておく必要があるのかもしれませんね。


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