11月20日の放送から [番組スタッフから]
2009/11/20(金) 11:00 番組制作スタッフD

今日は「中世武士列伝」の3回目、「ヒューマニストとしての足利尊氏」です。

足利尊氏、この人も歴史の教科書で名前を見たぐらいしか記憶にないのですが、室町幕府で最初の征夷大将軍なったというのはご存知の方も多いでしょう。しかしながら、あまり評判はよくなかったようです。

尊氏は後醍醐天皇に味方して、鎌倉幕府を倒すのに功績があったのですが、その後謀反を起こして、天皇の地位を奪い、室町幕府を開くことになります。したがって、逆賊と言われていた時期があったようです。

しかし、それは南朝と北朝のどちらを正統と見るかによって変わってきます。室町時代においては、ずっと北朝が正統と考えられていたので、尊氏は朝廷を支えた忠義の臣下ということになります。ところが、江戸時代になると、「大日本史」が後醍醐天皇の南朝を正統な朝廷と認めたので、楠木正成は忠義の武士となったのに対し、足利は逆賊扱いを受けるようになったようです。

その後も後醍醐天皇びいきの傾向は強かったようで、南北朝時代というのはとてもデリケートな問題をはらんだ時代といわれています

そんな南北朝時代の足利尊氏。実際はどんな人物だったのでしょうか。今回も、さまざま文献から彼の人柄について探っていきます。あまり知られてない尊氏の人間性について、じっくりとお聞きください。



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