7月17日放送から [番組スタッフから]
2009/07/17(金) 11:00 番組営業担当K

今回は「投資の国際化:過去、現状、行方」の3回目、「バブル崩壊と失われた10年(15年)~日本人投資家が世界で果たした役割と外国人投資家が日本で果たした役割」と題して平木さんにお話いただきました。

今回はバブルの熱狂期における投資対象について、そしてバブル崩壊後の日本市場と世界市場について解説いただきました。

日本のバブル期の投資家たちは、投資リターンのほかにも「豪華~ラグジュアリー」という、目に見えない満足というリターンを求める目的で投資を広げていったのが特徴だそうです。
その一つの例として「絵画・美術品」についてお話いただきました。


実は私(私だけかもしれませんが)、子どもの頃から「絵画が●●億円で落札された」というニュースのイメージが強く、絵画や美術品というのは「投資対象」であると(今日まで)ずっと思っていました。しかし、今回のお話を聴いてあらためて考えると、確かにその絵画や美術品の本質的芸術価値は(それなりの値段・価値があるのは当然ですが)お金の額でははかれないものですよね。
また、バブルがはじけ、それら絵画を安く売ってしまったことによって、海外の市場で絵画の暴落が起きその後も市場が混乱するなど、マイナスの影響を与えてしまったことを考えると、世界の人々に対して、市場に混乱を与えたほか、芸術を愛する人々の気持ちも害してしまっていたのかなと思うと、ちょっと残念な気持ちになりました。

日本市場はバブルが崩壊した後、その影響は欧米市場はあまり及ばなかったそうです。むしろ「失われた10年(15年)」の間に欧米市場は活況を呈するという逆転現象が起きていたようです。
また、外国人投資家が株式の保有割合も大きくなっており、その投資対象の企業には明確な根拠と特徴があるということも知りました。

いままで、『バブル崩壊』とか『失われた10年(15年)』など、言葉では聞いていた各単語の意味が徐々にわかってきました。いまはそれらの影響のあとを私たちは生きているんですよね。
株式投資などで企業へ、為替や投資信託などを通じて国へ(その国を主たるテーマにしたファンド)投資するには、その会社の「いま」をよく調べて投資することはもちろん大切なことなのでしょうが、このような歴史や背景・いろいろな経験を知ることで、さらに視野と選択肢が広がってきますね。この時代のことをもっと詳しく知りたくなりました。

次回は「日本の政策が世界で果たした役割、再バブルと負の連鎖」について解説いただきます。


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