8月29日放送から [番組スタッフから]
2008/08/29(金) 14:57 番組営業担当K

今回は「現代人と神話」というテーマでお話をいただきました。

これまで、神話といっても「昔」に起こった昔話・伝説などについてお話をいただいておりましたが、今回のお話を聴いて、決して神話ははるか昔のお話というわけではなく、現代の日常にも「安全神話」「土地神話」など「現代の神話」があり、いまも「神話」という言葉を知らず知らずのうちに使っていたなということにあらためて気づかされました。
この場合の使用される「神話」という言葉は「人々が暗黙の前提としていた価値観が揺らいだり崩れたりした時に、無前提の価値観などを批判的に表現する時」に使われると山さんはおっしゃっています。


現代ではどちらかというと悪いことが起きた時、それを「『神話』のせい」にして自分を納得させるという、昔話であるの神話の効用とは別の意味の、現代では現代なりの効用(?)があるのですね。

最近いろいろな事件を見たり、人と話をしていると「何でもかんでも(自分以外の)人のせい、何かのせい」にする傾向があるように感じています、自分もよくしてしまうことなので自戒もこめて。

私も仕事やプライベートで現実逃避や責任回避をしたい時、自分の努力が報われない時などについついこんな行動をとってしまいがちなのですが、そんな時、言い方はチョットおかしいかもしれませんが「『現代の神話』がいい意味で『八つ当たり先』となる」ならば、このような衝動を少しでも抑えられるのかなと思いました。さらにはその八つ当たりの矛先が人や動物などに向いてしまうようなことは減るのかもしれませんね。

今、そんな「自分自身の神話」「世の中に対する神話」を作れるほどの時間的・精神的余裕がない世の中になってきてしまっているのでしょうか。
そうだとするならば、過去に起こった昔話や伝説や神話にその拠りどころを見つけるのもひとつの方法なのかもしれません。


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