7月18日放送から [番組スタッフから]
2008/07/18(金) 14:57 番組営業担当K

今回は「中国の環境問題について」というテーマでお話をいただきました。

伊藤さんのお話にもありましたが、急速に発展する中国経済の裏側で、水・空気・砂漠化などのいろいろな環境汚染が深刻化しているとのことです。


まずは水。工場からの排水により川の水や地下水の水質が汚染されるほか、地下水のくみ上げによる河川の水量の減少などの影響もあるそうです。国土の大きい国ですから、上流で起きた水質汚染は中下流の他の地域や省、時には海を越えて近隣諸国などにも深刻な影響を与えます。ひとつのある町の工場だけの問題が、多大な人民に影響を与えてしまうんですね。

大気汚染は「『人体に影響がない』とされる『第2水準の空気』」が、41.7%から55.1%に改善されたという報告がされたそうですが、逆に言えば44.9%の空気は「人体に何らかの影響がある」ということになります。先週も出てきた石炭を中心とした中国のエネルギー事情によるほか、トラックや乗用車の急速な増加による大気汚染が進んでいるということです。

大気汚染というと、どうしても間もなく開幕する北京五輪のことを考えてしまいます。
選手の心肺機能にどのような影響があるのか(マイナスに働くとしてもプラスに働くことはないと思います)心配でなりません。もし中国の大気汚染が深刻な状況であるならば、アスリートが自身の体験として訴えたらいいのではないでしょうか。なかなか本当の実態というのは現地に行った人にしかわからないわけで、そこで心肺を使って運動するアスリートであればこその実体験を発信することは政治的メッセージの発信とは意味も違うでしょうから、世界規模で協力・改善するための第一歩にする場となればと個人的には思います。


時に中国と私たち日本国民との間には文化や認識のずれ(最近話題となったものでは著作権への認識など)を感じることがありますが、環境についての取り組みや認識などにずれなどはあってはならないことだと思います。先にも申しましたが国と国が接している隣国同士なわけですから、隣の環境汚染被害はいずれ我々も被る可能性があることとなるわけですからね。
このような地球規模で守らなければならないことや自然に関しての、日本が持つ技術やノウハウはぜひ惜しみなく中国に提供していただきたいと思います。


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