7月4日放送から [番組スタッフから]
2008/07/04(金) 14:57 番組営業担当K

今月は「中国経済の現状と課題」というテーマで、伊藤正一さんにお話いただきます。
今回はその第1回目、「中国の近年の経済動向」についてお話をいただきました。


私がまだ中学生・高校生の頃授業を受けた時は、「中国は香港などの特区を除き社会主義・計画経済、またはその市場経済への移行への第一歩」って習ったような気がしましたが、WTOに加盟した2001年以降、中国経済は10%を超える経済成長率で急速に拡大してきている国へと大変貌しておりました(私の頭の中の情報が全く更新されていませんでしたスミマセン 汗)。


そんな中で「急速に工業が発展している」というニュースは良く聞いておりましたが、その実態についてはいまいちよくわかりませんでした。

今回はその中身について数値データも含め具体的に解説いただいております。1995年から2005年までの生産拡大について、化学繊維部門で約5倍(さらに2006年にも20%以上の拡大)、家庭用冷蔵庫は約3.3倍、(さらに2006年にも18.2%増)、鋼材は4.2倍(2006年にも25.3%増)、乗用車は8.2倍(2006年には40%増)、携帯電話は2000年から2005年にかけてだけで5.8倍(2006年だけで前年58.2%増)と、どの数値を見ても某クイズ番組のように「さらに倍!」って感じで伸びています。

これだけ見ても、工業や経済が発展しているとともに、生活習慣が劇的に変わっていっているのだろうと容易に想像がつきます。ただ、生産拡大の中で競争が生まれるのは必然ですが、すでに一部製品価格は下落し始め、これほどの経済成長率の中で小売物価指数や消費者物価指数は下がっているとのこと。
あまりにも急速に経済が発展することで市民の生活レベルは飛躍的に向上しているのでしょうが、物価に影響が出てくると市民の生活はマイナスに作用することがおおくあるでしょう。まあ我々もこの国で暮らしていても、日々物価には悩まされているわけで、悩みはどこの国も同じなんですね。最近はとくに・・・。日本は日本で中国とは違う要因で物価があがっていますが。。。
次回は「中国の食糧・エネルギー問題」についてお話をいただきます。

最後に、番組をお聴きいただいてお分かりだと思いますが、伊藤さんのお話の語り口は本当にやさしく、またお話の内容が本当にわかりやすく伝わってきました。
打ち合わせの時も柔らかな物腰で、笑顔でお話されている姿を見ながら、伊藤さんの授業を受けて、もっと中国経済のことを知っていきたいなあと思いました。


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