今月は「こころの教育」というテーマについて、関西学院大学 教職教育研究センター教授の横山利弘さんにお話をいただいています。今回はこのテーマの最終回、「こころを育てるために」です。
前回のお話では「判断力が育つ」ということは「AとBの選択肢のうち、Aという行動を選択したか」といういい悪いではなく、「Aと判断した理由」のレベルが上がったかどうかということであるというお話でした。年齢が重なってくると、子供や若い人の行動についていいか悪いかを判断し、その「理由」についてはほとんどたずねないことが多くなってしまいます。
では、「判断力を育てる」ためにはどのように指導したらいいのでしょうか。
今月は「こころの教育」というテーマについて、関西学院大学 教職教育研究センター教授の横山利弘さんにお話をいただきます。第三回目は「こころが育つとは」についてお話いただきます。
前回までの番組で「こころ」は行動や言動、表情などにより見ることができるのであるが、そのこころが「育つ」、こころを「育てる」ためにはどのような方法があるのかというお話をいただきます。
最近の若い人は、感情を表に出さない“波がない状態“である人が増えているといわれています。感情が表に出ない・動かない一方で、そのような人の心が突然とがってしまう(キレる)という人も多いそうです。
この「キレる」現象は発達のひとつの過程で青年期の誰にでも起こりえるものではあるのですが、ではそのような子供にはどのように接していけばいいのでしょうか。
今月は「こころの教育」というテーマについて、関西学院大学 教職教育研究センター教授の横山利弘さんにお話をいただきます。第二回目の今回は「こころの教育とは、どんな教育か」についてお話いただきました。
前回の番組の最後に「日本の社会に『共通の行動規範』がなくなりつつある」というお話しを受けて、今回はその「共通の行動規範」がなくなるとはどういうことからお話をいただきます。
今月は「こころの教育」というテーマについて、関西学院大学 教職教育研究センター教授の横山利弘さんにお話をいただきます。
第1回目は「今なぜ、こころの教育なのか」です。
40年以上にわたり、教員養成のための教鞭をとられてきた横山さんが、教育現場で数多く生徒・児童と接し、「人と接することで見えてきた『こころ』」についてのご経験、そして教育哲学・心の教育・道徳教育に基づき、最近多くの話題となっている「こころ」の問題とその教育方法・対処方法についての考えをお話いただきます。
さて今回の番組では、横山さんから2つの疑問が投げかけられています。
「『こころ』はからだのどこにあるのか?」
「『こころ』は見えるか?」
リスナーの皆さんはどのようにお答えになりますか?
2010年11月の出演は
関西学院大学 教職教育研究センター教授の横山利弘さんです。
テーマは「こころの教育」です。
近年「こころの問題」を取り上げるニュースを多く見かけます。大人から子供まで、「こころ」が傷つき、苦しんでいる方が多くいらっしゃるとききます。
でも「こころの教育」をきちんと受けている人はどれくらいいるのでしょうか。
あなたは自分の周りの人々に対して「こころの教育」をきちんとできますか?
そして、いまなぜ「こころの教育」が必要なのでしょうか。
横山さんは、普段大学・大学院で教職を目指す生徒さん達に教育哲学や道徳教育、そして心の教育などを教えていらっしゃいますが、今回のお話は誰にでも共通する「こころの問題」について、専門的なお話を身近な話題を織り込みつつ大変分かりやすくお話いただいています。
お子様の教育、部下の教育、日々の人間関係で悩んでいる方にも、ヒントとしていただけるお話が満載です。どうぞお楽しみに!
(第一回目の放送は11月6日(金)となります。)