ただただ惜しかった、残念だった。素晴らしい戦いを見せてくれたハーツクライとルメール騎手。直線に向いて、外からエレクトロキューショニストに並びかけ、そして交わしたあの瞬間。もう「やった、あと少し、とにかく頑張れ!!」という気持ちしかなくなってしまった。完全に熱くなり、冷静さを失ってしまった自分、プロの実況アナとしては失格かもしれない。しかし、合田さんのお話にもあったように、このイギリス、アスコット、“キングジョージ”で強気に動いて先頭の場面、そうならずにはいられなかった。入線後、立って実況していた自分だが、思わずガックリ、喋りながらも項垂れてしまった
冷静に考えれば、それほど力差の無い馬同士が戦った場合、よくあるケースと言えばよくあるケース。ルメール騎手も「結果的に仕掛けが早かったこともあるかもしれない」と話していたようだが、本当に惜しかった。有馬記念でディープインパクトを破り、ドバイシーマクラシックではあの圧勝、の割に評価がやや低いのではと思えてならなかったハーツクライが、その力を見せるけるシーンを期待し、素晴らしい勝負を見せてはくれたが、結果だけが、少し足りなく終わってしまった。
でも、最後の直線に向いたところから、アスコットに沸き起こった大歓声、そしてあの3強の名勝負は、しばらく僕の頭から離れそうにない。そして橋口調教師の、あのインタビューさせていただいた際の、紅潮した、悔しさに満ち溢れた表情も。
“キングジョージ”が終わって1時間10分以上が経った今、水を飲み、涼しい風にあたりながら、ようやく少し落ち着いてきた。最後にレース後の関係者のコメントを紹介して、レース直後の更新を終えたいと思う。
●橋口調教師のコメント
「最後の攻防で、かなり大きな声をだしましたし、接戦をしてくれましたが、負けは負けですから、残念ですね。今日の上位2頭(ハリケーンラン、エレクトロキューショニスト)、今度ジャパンカップに来て欲しいですね、絶対雪辱しますよ。直線半ばで先頭に立った時は、このまま行ってくれるかなと思いましたが、やはりそこが、このタフなコースと言いますか、アウェーの難しさと言いますか、ですからホーム(日本)だったら、この2頭にも絶対負ける気がしません。馬はいい雰囲気でした、ベストとは言いませんが、グッドコンディションでした。今度のジャパンカップでは、ベストな状態で臨みたいと思います。日本の皆様、夜中までご声援ありがとうございました。この借りはジャパンカップで必ず返しますし、その前に、ディープインパクトには是非頑張って欲しいですね」
※インタビュー時の写真、後ろ姿しか無かったので、ごめんなさい
●C・ルメール騎手のコメント
「ここに向けて1度使われていた馬と、ドバイ以来4ヶ月ぶりだった馬の差が、最後の100mで出てしまった気がします。外から仕掛けたのは、内にいて前が開かなかった時のことを考えてのことですが、スミヨン騎手(ハリケーンラン)にうまくやられてしまいました。あと結果的に、仕掛けが早かったかもしれません」
●吉田照哉氏のコメント
「調整がうまくいっているかなど、心配な面もあったけど、そんなに負けたわけじゃないし、本当によく頑張ってくれたと思います。あの競馬で負けたのなら仕方が無いし、名勝負だったと思います」
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1キングジョージ&第三部定義一
現地時間の29日に行われたキングジョージ。ハーツクライは2番手のHurricane Runをマークするように3番手を進み,道中で先に動いたElectorocutionistを先に行かせて4番手に控え,2頭の外へ持ち出すと直線ではこれらを交わして完全に先頭に立ったのですが,残り150メートルほ
2006/7/30 23:13 : スピノザの『エチカ』について考えるブログ
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1Re: 「残念!!」
実況お疲れ様でした。
レースは、ラジオNIKKEIの生中継を聴いた後に、録画中継の映像も見ました。
ハーツクライは、惜しかったですが、世界に通用する素晴らしいレースでした。
その一方で、ハーツクライを差し返したハリケーンラン・エレクトロキューショニストの両馬は、着差以上の強い競馬だったと思います。
決して悲観はしていませんが、世界にはまだレベルの高い競馬があるように思いました。
後に続く凱旋門賞のディープインパクトの好レースも期待したいと思います。
2006/7/30 03:33 : daizen / 編集








