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【2021年4月】

 「万馬券」コラムからはちょっと外れるかもしれませんがご勘弁を。
 桜花賞の1番人気はサトノレイナス、皐月賞の1番人気はダノンザキッドでした。それぞれ前売段階ではソダシとエフフォーリアが1番人気で、当日も昼くらいまでは1番人気だったはずですが直前になってひっくり返りました。それぞれどういうオッズの動きを見せたのか、調べてみます。

 桜花賞は、ソダシが金曜夜のネット投票発売開始後しばらくして1番人気に立つとそのあとしばらく1番人気の座をキープ。そのままサトノに抜かれることなく当日を迎え、当日にサトノが票を伸ばしてオッズが接近するもソダシが1番人気を守る。しかしレース直前にサトノが大逆転。オッズの動きはこんな感じだったようです(Targetで調べました)。
 15:21 ソダシ3.4 サトノ3.5
 15:26 ソダシ3.4 サトノ3.4
 15:29 ソダシ3.4 サトノ3.4
 15:34 ソダシ3.4 サトノ3.3
 最終  ソダシ3.6 サトノ3.3

 皐月賞は金曜の前々日発売の時点でダノン3.5倍-エフ5.2倍でした。その後土曜に日付が変わる直前にエフがダノンを上回り1番人気に。その後しばらくエフ1番人気が続くも、前日17時前後にダノンに大量投票がありダノンが1番人気を奪い返す。その後何度か行ったり来たりしながら土曜深夜にエフが1番人気に、そのままエフが1番人気を守るも最後の10分でダノンが逆転(エフ3.7倍-ダノン3.3倍)。

 みんな直前まで見極めるんですねえ...。とくに大口買われる方がギリギリまでオッズ動かないように様子見てるんですかね。確かに戦前、ソダシは高速決着と内枠が、エフフォーリアは緩めの馬場が不安要素として挙げられていましたが、だったらもっと早くから1番人気を譲るはずだしなあ。サトノレイナスとダノンザキッドのオッズに「これなら!」と飛び込んだひと(大口も含め)が多かったのか。

 最終的にはソダシとエフフォーリアを買ってた方がほんのちょっと得をしたという結果に。しかしまあ大口買うにしても締め切りギリギリには難しいだろうし、特にこの時勢にはもっと難しいはずだし、昨今のネット発売全盛だからこそのオッズの動きなのかなあと思案しているところです。今週末の天皇賞(春)はオッズ割れそうだし、また違う動きになるんでしょうかね。

 それでは2021年4月の各種記録です。

万馬券リーディング年間トップ5
中野 .780 132-103
ひかわ/山本也 .769 160-123 -
大関 .755 102-77
小塚 .750 120-90
※平均は .747(1152-860)

4月の単勝万馬券一覧

4/10 中山3R 3歳未勝利 マイネルアミスター 12,870 山本也
4/25 阪神7R 4歳以上1勝クラス ダディーズメジャー 18,760 中野

単勝万馬券年間リーディング
中野 4 (+1)
山本也 4 (+1)
ひかわ 2
山本直 2
大関 1

4月の100万馬券一覧(馬名は当該レースの勝ち馬)
4/3 阪神5R 3歳1勝クラス ワイズマンハート 2,629,480 山本也
4/3 中山6R 3歳未勝利 トモジャリア 1,306,930 大関
4/10 中山3R 3歳未勝利 マイネルアミスター 1,586,250 山本也
4/24 東京12R 4歳以上2勝クラス フィルストバーン 3,896,880 米田
4/25 阪神8R 4歳以上1勝クラス ヤマニンプティパ 1,277,670 中野

100万馬券年間リーディング
ひかわ 6
山本也 6 (+2)
米田 4 (+1)
大関 4 (+1)
小塚 2
中野 2 (+1)
山本直 1
小林 1

1番人気リーディングトップ5
山本直 .375 (60.25.16.59)
大関 .353 (36.13.14.39)
米田 .333 (42.23.21.40)
中野 .326 (43.24.19.46)
小塚 .325 (39.17.18.46)
※勝率順。カッコ内は1番人気馬の着度数。平均は .321(370.199.157.426)

今月のおまけデータ
過去5年の西山茂行オーナー名義の実況アナ別成績(勝利数トップ3&主な勝利)
大関 24勝 ニシノカツナリ (キャンドルライト賞)
山本也 20勝 ニシノデイジー (札幌2歳S)
セイウンコウセイ (高松宮記念)
小塚 13勝 ネロ (京阪杯)

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