ようやくメイダンのコースが全貌をあらわしてくれた。大きさに関しては、ちょっと何とも言えないかな? 広くも感じるけど、なんというのか……直線が若干短い府中という感じが一番あてはまるようにも思ったが、人によっては「新潟だよね」という声も聞かれた。ただ、ゴールから1コーナーまでの距離は府中よりもかなりありそうだ。1周2400mの芝コースの最後の直線は450mとのこと(AWの直線は400m)。
これらの写真からはちょっとわかりにくいのだが、3~4コーナーの奥には、ナドアルシバのダートコースが、まだかなり残っていた。それを見つけた時は、ちょっと感動。もうかつてのスタンドは影も形も無いけど、そういえば、去年スタンド裏に出来ていた芝コースが、直線1200mのコースだと聞いたことを思い出した。そう考えると、位置関係も納得だった。
今回のブースは、こんな感じである。回線など全てがただただ無事に行ってくれれば良いと思う。何せここでの仕事は初めて。まだまだどうなるか、全てが未知の世界である。
あと、放送席から、おそらく検量のあるパドック脇までが相当な距離があることも悩みの一つになるだろう。レースが終わって、取材に行くにはエレベーターを使って地上まで降りて、そこからおそらく200m近くを歩いて移動しなければならない。混雑、ルートの規制が考えられるワールドカップ当日、どう取材に行けばいいのだろうか? また、取材をしていたら次のレースまでに戻ってこられるのか?など、これまたやってみなければわからないことだらけである。明日、そして本番当日開幕前まで、じっくり考えて、最善を尽くしたい。