早速ご挨拶して、お話を伺うと、グロリアスノアに関しては「状態は、今回来ている日本馬の中でも、一番と言って良いくらいだと思っています。馬は本当に落ち着いていて、こちらでの調整も楽ですよ。やはりこれまで、美浦回りで府中へ行ったり、大井も行ったし、新潟へも行った。輸送を何度も経験したことが生きているのでしょうね。左回りの実績からも、力が入ります。あとはAWコースがどうかだけでしょう」ということだった。
そのAWコースに対しては、「追い切りで時計も出ていますし、合うと思って連れてきている訳です。これがナドアルシバのかつてのダートなら、話は違ったと思います」とのことで、師の口振りからは、期待十分という感じがした。
スーパーホーネットの香港遠征以来、2度目の海外挑戦になる矢作師。昨年は関西リーディングも奪取し、勢いに乗っている。勝利を期待しよう。
そうこうしていると、今夜のアラビアンナイトパーティーのチケット配布がプレスルームで行われるという情報をキャッチした。僕もプレスルームへ戻ることに。その際、視界もはっきりしてきたので、あらためて場内の写真を戻りながら撮影してみた。プレスルームに着くと、一斉に各国の人が向かい、長蛇の列。しばらく落ち着くのを待って、僕も無事受け取ることができた。しかし、取材章の交付はまだ。一体、いつになるのだろうか。