ドバイワールドカップ回顧 [ドバイWC2009]
2009/03/29(日) 23:53 中野 雷太

まずは関係者のコメントを紹介したい。


まずは藤沢調教師
「途中までは良かったし、よく頑張ってくれました。厳しいレースにまだ慣れていないこの馬は、競馬をさせてもらえませんでした。行く気はあっても、前向きになれない競馬でした。勝った馬は強かったですね」


次に安藤勝己騎手
「前に行く馬が結構いたので、4~5番手の競馬を考えていました。返し馬も我慢強く、精神的に立派な馬だなと思いました。正直、気持ち良く行くと2000mはギリギリかなという面があったので、少し下げた位置で競馬をしました。前にいた馬が下がって、窮屈になって、位置が悪くなってしまいました。最後のコーナーで、内が開いていたのでそこで気合いをつけたけど、もう一つ、反応が良くありませんでした」

というのが、カジノドライヴについてのジョッキー、トレーナーのコメント。


次に、安藤騎手が、04年にアドマイヤドンで挑んだこと、そして今回のことを踏まえて
語ってもらったのだが、「海外の馬は強い。今年はチャンスのように言われていたけど、世界の馬は、日本の馬なんて相手にしていられないでしょうね」

アドマイヤドン、カジノドライヴ、2回の経験から出た率直な意見だったように思う。

そしてこのレースで、実は安藤騎手は審議の対象となり、加害馬となり、制裁を受けている。そこについては、「処分はくらったけど、仕方ありません。昨年、アドマイヤオーラで散々やられたので、遠慮はいけないと思って乗った結果ですから」

これからの、ドバイでの戦いについては
「そのうち、勝てる馬が出てくることに期待したいですね。またこれからも、毎年ここに来られるようになればいいと思っています」
と締めてくれた。


昨年、楽勝のカーリンにちぎられた馬が、今年は圧勝。それも、タイムは速くもなく…ということからも、戦前の前評判通りだったのかなというドバイワールドカップ。次なる戦いの場はメイダン新競馬場。現時点では、芝以外、どんな素材を使ったコースになるかもよくわからないが、新たなる伝説の始まり、そしてそこでの日本馬の活躍に期待したいと思う。


それにしても、先日のブログを思い出してください。「インフォームドに乗る、アーロン・グライダーです」の言葉がむなしく響く。やはり「ウェルアームドの」と言ってほしかった。

「グライダーさん、おめでとうございます。最高の夜でしたね。あなたとツーショットで写真を撮れたことを、僕は一生忘れません。これからも、頑張ってください」

中野雷太



コメント