皆さんこんにちは、小屋敷彰吾です。
久々の更新となってしまいました。
さて、タイトルの通り、今日は皆さまにお別れをつげるため、このブログを書いています。
今年の初めからこのブログを引き継ぎ、11ヶ月と短い間でしたが、大変お世話になりました。
どうぞ皆さま、これからもお体に気をつけてください。
そしてどうか、私のことは探さないでください。
・・・というような深刻なことではなく、今日は嬉しいお知らせです!
ついに、私が担当している「飛び出せ、寺子屋」の、番組ホームページができるらしいです!!
(現在、鋭意作成中。)
まあ、つまり、これからは、私のホームページがそちらに移るというだけのことです(笑)
新しくできる「飛び出せ、寺子屋」の番組ホームページでは、
競馬中継で感じたこともそうですし、日常生活で思ったこと、
さらには「飛び出せ、寺子屋」に来てくださったゲストの方との収録の風景も載せます!
ホームページ完成まで、もう少しお待ちください!
今度は、もう少し頻繁にブログを更新できたらいいな・・・
はい、頑張ります!(笑)
これからも今までと変わらず、いや、今まで以上に応援よろしくお願いします!!
小屋敷彰吾
皆さんこんにちは、小屋敷です。
ここのところ天気がぐずついていますね。
今回は、そんなお天気に近いブログとなっています。
さて、今週月曜日の競馬が好きだ!、聴いていただけたでしょうか?
すでに聴いて下さった方、ありがとうございます。
まだ、という方は是非ラジコのタイムフリーでお聴きください!
今週月曜日(24日)に浦和競馬場で行われたオーバルスプリントにて、めでたく「録音実況デビュー」を果たしました!
いまは何より無事に終わって良かったという気持ちです(笑)
皆さんにお伝えしたいことはたくさんあるんですが、ここでは自分の気持ちを振り返ることにします。
世の中には、とりあえずやってみる方、悩んで悩んだ上でやる方、悩んで悩んで悩んだ上でやらない方がいらっしゃいます。
私はというと、悩んで悩んだ上でやってみる、もしくは悩んで悩んだ上でやらないタイプ。
比較的心配性で、良くないことを妄想する力が豊か(何の自慢にもなりません苦笑)
すぐ行動に移せる方が羨ましい限りです。
20年ちょっと生きてきた性格がすぐに変わるわけでもなく、今回も24日が近づくにつれて、「ちゃんとできなかったらどうしよう」というような悪い想像力が膨らむばかり。。。
あれこれ悩んでも、結局その時が来たらやるしかないんですけどね。
そんなことは頭では分かっているつもりでも、ふとした時にうじうじ考えてしまう。
以前中野アナウンサーに「自信ってどうしたらつくものなのですか?」と質問したことがありました。その時に返ってきた答えが「自信はやっていく中でついていく」というものでした。
今は、それが身をもってわかります。
今回の録音実況も、いくら事前に色んなパターンを想定したつもりでも、本番には想定し切れなかったことが起きてしまう。
やっぱりやってみないと分からないし、やったことで初めて今の自分には何が足りていないのかという「努力すべきポイント」がみえてくるんですね。
そのことに気付けたことが、今回の一番の収穫かもしれません。
なんだか終始、後ろ向きなブログになってしまい、ごめんなさい(泣)
そして、「飛び出せ、寺子屋」宛てに録音実況デビューに関するお便りたくさんいただき、ありがとうございます。
明日の放送でも皆さんからのお便りにお答えしつつ、録音実況について振り返っていきます!ぜひ、お聴きください!!
皆さんこんにちは、小屋敷彰吾です。
先週は土、日、月の3日間開催で、日曜の夜にはフォワ賞と、盛りだくさんでしたね。
皆さんは、どんな週末を過ごされたのでしょうか?
先週末私は、土、日と中山競馬場で仕事をしていて、なんと月曜日はお休みでした!
ただ普段は平日休みですので、私には祝日の過ごし方が分かりません(苦笑)
どこに行こうか悩んでいましたが、まあとりあえず外に出ようと思い、電車に乗車。
すると、吸い寄せられるかのように武蔵野線に乗り換えていて、知らない間に船橋法典駅に・・・(笑)
ということで、月曜日も中山競馬場へ行ってきました。
昨日も来たはずの競馬場でしたが、「ファン」として入る競馬場はなんだかいつもと景色が違いましたね。
船橋法典駅から競馬場までの歩く歩道を足早に進み、入場券を買って来場ポイントにタッチ。
新聞を片手にスタンドへ小走りに向かうと、本馬場入場のマーチが流れてくる。
もう、このワクワク感がたまりませんよね。(どんなレースでも当たりそうな気分!)
しかしそんなワクワク感とは裏腹に、お財布の中身は減っていく現実。。。
買えども、買えども、当たらない。
せめて一回くらい当てて流れを変えようと思い一番人気の単勝を買うも、2着。
さっきまでのワクワクを返して欲しいくらいです(涙)
ついに迎えた、メインレース。
レイエンダ。なんとも強そう。
そして注目のジェネラーレウーノ。
だいぶ頭を振ったりと、幼い仕草をみせていました。
いよいよファンファーレが鳴るとスタンドのボルテージも最高潮に。
やっぱり、スタンドから聴くファンファーレは最高です!!
レースでは、ウオッカとフランケルの子ども、タニノフランケルが逃げる展開。
3コーナーでリードを広げていった時には、スタンドからも大きなどよめきが上がりました。
そして最後の直線。
離れた2番手を追っていたジェネラーレウーノがタニノフランケルをあっさり交わして先頭に。
3戦3勝のレイエンダが猛追するも、結局、ジェネラーレウーノが押し切って勝利を掴みました。
これにより、私も勝利を掴みました!!!
1日競馬を楽しんで、ちょっぴりプラス収支。
良き、休日でした。
P.S. このレースは、毎週金曜21時から放送の「飛び出せ、寺子屋」の中の「渾身の一鞍」で取り上げていました!
意外と注目のコーナーかもしれませんよ(笑)
皆さん、こんばんは小屋敷彰吾です。
私のちょっと遅めの夏休みが終わってしまいました。
その夏休み中、私は新橋演舞場へ、舞台「オセロー」を観に行ってきました!
これから観に行かれる方もいらっしゃるかもしれませんので、詳しい説明は最小限に留めますが、、、とにかく圧巻でした。
シェイクスピアといえば、オセロー、マクベス、リア王・・・
オセローは高校の世界史で作品名だけ覚えていましたが、お恥ずかしながらその内容は全く知りませんでした。
私は初めてみる「悲劇」に、ただただ圧倒され、これが数百年にわたって、たくさんの役者の方によって演じられてきた作品なんだなあという「重み」を感じていました。
そして、なんと、、この素晴らしい作品に私の大親友が出演していました。
松竹 劇団新派所属の尾瀧一眞(おたきかずま)くんです。
ここからは思い出話になりますがどうぞお付き合いください。
友達になったきっかけは中学3年生のときでした。
当時私は英語で演劇をするという部活に入っていましたが、部員が少なく劇をするにも役者が足りない状況。
そうして困っている時声をかけたら快く応じてくれたのが、尾瀧君でした。
それからは、慣れない英語のセリフを一緒に覚えたり、その合間を縫ってトランプで大富豪をしていました。
(あまりに大富豪をやりすぎて先生にトランプを何個も没収されたり、それでも懲りずにトランプを手作りしたこともあったなぁ笑)
さらに、私がマイケルジャクソンを好きになるきっかけをくれたのも尾瀧君でした。
マイケルが大好きな尾瀧君に誘われ、たまたま「THIS IS IT」を観に行ったら私もマイケルの虜に。
放課後は一緒に「ビートイット」を踊ったり、ビデオカメラを用意してその前で「ブラックオアホワイト」のPVの真似をしたことを覚えてます(笑)
もうとにかく、思い出がいっぱいです。
そんな彼とある日教室で交わした印象的な会話があります。
「将来、俳優とアナウンサーになって、二人でテレビ局で会おうな!」
当時の私はアナウンサーになること、そして尾瀧君は俳優になることが将来の夢でした。
この時は「なれたらいいな」くらいにしか思っていませんでしたが、ついにその夢が現実になりました。
(尾瀧君は舞台役者、私はラジオ局のアナウンサーでしたが)
ちょっとずつセリフをもらえるようになってきて尾瀧君が役者として認められてきていることが自分のことのように嬉しいですし、何よりこのような素晴らしい舞台に立たせてもらえていることは友人として誇りです。
ぜひぜひ、皆さんも尾瀧一眞君を応援してください!
同時に私の10週間の出張も終わりを遂げました。
長かった。。。かつてないほどに私にとってこの夏は長かった。
金曜日に新幹線に乗って競馬場へ行き、土、日が終わって新幹線で帰る
気付いたら金曜日になっていて、また新幹線に乗り、競馬場へ行き・・・
どこでもドアがあれば・・・、何度そう思ったことでしょうか。
この夏どれくらいの距離を移動したのだろうかと思い調べたところ、福島、新潟の10週で合わせて、6172キロ。
私の人生でいまだかつてこれほど移動したことはありません(笑)
そして、月の半分近くを自宅以外ですごしたことも初めてでした。
ただ、この夏大きく体調を崩すことなく乗り越えられたことは本当に幸いでした。
昨日新潟で最後の仕事を終えた私は、とあるお店に向かいました。
そこは、うわさに聞いていた「丸十」。
もちろん迷わず、うな重を注文。
「あぁ、おいしい。これで夏も終わりなのか」
ほくほくのご飯とふっくらとしたうなぎを食べていると、噛むごとにひと夏の思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡っていきました。
(オジュウチョウサンフィーバーすごかったなぁとか、1日しゃべった日あったなぁとか、新潟外回りの3コーナー見えなかったなぁとか)
さあ、いよいよ、秋競馬。
充実の夏から、今度は実りの秋にできるよう、今週も頑張ります!!!
(あ、今週は夏休みなので、中山競馬場へ行くのは来週からでした)
あわせて、お知らせです。
今週の飛び出せ、寺子屋は水曜日に収録しますので、お便りは火曜日までにお願いします!久しぶりに「教えて先輩」のコーナーが復活するかも!?
こんばんは、小屋敷です。
前回のこのブログで、私の「WIN5」の発音が異なっているが、「ウインファイブ」と書くと正しく発音できるかもしれないというお話をしました。
今週も台本の「WIN5」を「ウインファイブ」にしたところ、、、
なんと、パーフェクトでした!!!!
これには私もびっくりしました(笑)
こんなにも効果があるとは・・・
人間の脳って本当に不思議ですね
(一部の方から、「普通に戻っちゃって、寂しい」と惜しまれたことは内緒ですw)
さて、先週の新潟競馬場では土曜日に藤田菜七子騎手が、JRA女性騎手の勝利数を更新しました。
先々週に1日2勝をあげ増沢由貴子騎手がもつ通算勝利数34勝に並び、その翌週ですから、足踏みすることなくあっという間の記録更新です。
35勝。この数字が持つ意味はもちろん大きいでしょう。ただインタビューで藤田騎手自身ご話されていた通り、まさに本人にとっても「通過点」であるということではないでしょうか。
私はこの記念すべきレースは、実況の練習をしていました。
スタートで、ポンと1頭好スタートを切りました。パッとみると緑の帽子。まさに藤田菜七子騎手が乗るセイウンリリシイでした。
なんとなく「あ、記録達成かも」
そんなことを感じ、そして直線に向いて他馬を振り切ったのをみた瞬間それが確信へと変わりました。
カッコいいな、ゴール後そう私は感じました。
デビュー以来一挙一動が注目される中で、あっさりの記録更新。
さらに、翌日にはまた1勝をあげ、36勝。
「女性だから注目されるのではなく、一人の騎手として活躍したい」
ウィナーズサークルで行われたインタビューでは、そんな想いがいつも以上に感じられた気がします。
最多勝記録を更新した藤田菜七子騎手、これからは道を作っていく立場になります。
どんな道ができるのか、私も注目していきたいと思います。
こんにちは、小屋敷です。
2週連続の更新成功です!
さて今回は、私の脳の中のお話です。
これまで日曜後半の進行を担当してきて、私のとある単語のアクセントが違っていることが分かりました。
それは、「WIN5」という単語です。
文章でうまく説明できなくて申し訳ないですが、どうやら私の発音は一般的な発音と違っていました。
そこで正しい発音に直さねばと思い、土曜の夜は泊まったホテルでただひたすら「WIN5」と唱える矯正をしていました。
(隣に泊まった方、お経に聞こえていたらごめんなさい)
でも、染み付いてしまった癖というのは怖いもので、「WIN5」という単語をみるとなぜか、その間違った発音がなかなか抜けません...
なかなか直らず結局日曜の放送席でも、私は「WIN5」と、ぼそぼそ練習していました。
そんな私をみかねて目の前に座っていた解説の能勢俊介さんが、
「WIN5」で違った発音をしてしまうのであれば、「ウインファイブ」と書き換えてみたら、どうかな?
と、アドバイスをくださいました。
そんなことで変わるのかなと半信半疑で試してみたところ、これが、なんと不思議なことに効果抜群!
どうやら私の頭の中では「WIN5」と「ウインファイブ」をみると、読み方が同じでも、認識の仕方が違うためかアクセントが違って発音されてしまうようなんです。(ふわっとした説明ですみません)
つまり、私の場合正しい発音をするためには、自分の頭の認識を「WIN5」ではなく、「ウインファイブ」にする必要があるみたいです。
善は急げ、ということで、早速台本の「WIN5」を「ウインファイブ」に書き換える作業が始まりました。
そして迎えた昨日の後半進行。
「ウインファイブ」と正しく発音できたのは、全体の6割ぐらい。
残り2割くらいは、「WIN5」と発音してから、「ウインファイブ」に発音しなおすという結果でした。
まだまだ道は長そうです...
ただ、この結果を、確実に成長していると前向きにとらえることにしました!
ここまで書いてきて思ったのですが、今日の内容、皆さまに伝わったのでしょうか...?
私の頭の中の話だったので、理解できない方がいましたら、説明足らずですみません。
それにしても、言葉を認識して、発音するって当たり前にしていることだけど、実はその仕組みが全然分かっていないのだなということに気づかされました。
人間の脳って謎だらけですね...
皆さんも、自分の脳だけの不思議ってありますか?
長らくこのブログを更新していませんでしたが、決してこのブログを忘れていたわけではありませんのでどうぞお許しください(泣)
さて、先週の日曜日は新潟競馬場での中継、そして夜は本社に戻ってきてフランス・ジャックルマロワ賞の中継がありました。(新潟から東京への新幹線で、次なる決戦へ向けて駅弁をいただく。撮影は中野部長。)
ジャックルマロワ賞中継で私は、オッズ・ツイッター・払戻金の紹介を行いましたが、暮れの香港の中継に続いて2回目の海外中継ということで、ちょっとずつ雰囲気が分かってきた気がします。
また、番組内で皆さんからのツイッターのメッセージを紹介したように、普段の中継とは一味違って皆さんと一体となってレースを楽しめるところが海外中継の良いところだなと感じました!
今回はジェニアルが出走を回避し日本馬の出走がなかったので、ツイッターの呟きがあるかなと心配していましたが、そんな心配は必要ないほど番組中反響がありました。
そして、レース後は「アルファセントーリ強い!」、「ぜひ、日本のマイルチャンピオンシップに出走して欲しい!」といったアルファセントーリの勝利を讃え、日本にも来て欲しいといったつぶやきが多く見られました。
今回、ジャックルマロワ賞の馬券が買えたことも、アルファセントーリの強さをリアルタイムで見られたのも、ジェニアルがこのレースへ挑戦したからこそ。
日本馬のいない純粋な海外競馬をじっくり見る機会ができたことに感謝をする気持ちと、海外競馬の面白さとを感じた中継でした。
(日本では、あんな風に縦2列でレースすること、まずないですもんね)
放送終了後には(この日2つ目となる)お弁当を食べながら、反省などをしつつのプチ打ち上げ。
理由も分からず発走が5分遅れるアクシデントの中進行された、こじともさんと写真をパシャリ。本当にお疲れ様でした。
スタッフ一同緊張から解放され、プチ打ち上げでは夜の虎ノ門に話の花が咲きました。
先週は35℃を越える暑さでしたが、7月7日の七夕の日は、20℃を下回るほど肌寒く、季節が逆戻りという感じでした。
ただ、そんな寒さを吹き飛ばすほど福島競馬場は盛り上がりをみせていました。
なぜなら、絶対王者が約4年8ヶ月ぶりに平地競走へ出走するからです!
この日の福島競馬場には朝から開門を待つ人の行列が出来ていました。
ついにパドックへオジュウチョウサンが姿を現すと、囲むように幾重にも人の列ができていました。
そしてオジュウチョウサンがパドックを後にするとお客さんも同様にパドックを後にして、スタンドへの移動が一斉に始まっていました。
大勢の方が一気にスタンドへ向かって移動していったので、これには放送席にいた私も驚きました。
さらに本場場にオジュウチョウサンが入ってくると、拍手が上がって、大きなカメラが一斉にオジュウチョウサンへ。
ファンファーレが鳴ると、いよいよ会場のボルテージも最高潮に。
もう本当に「GIレースなのか」と思わせるほどの歓声があがっていました。
加えて印象的だったことは、スタートしてから1周目のスタンド前を通過していった時、歓声に加えて「拍手」が起こったこと。
無事にゴールすることを見守るような拍手は、なんだか障害レースを思わせました。
レースについては、ここで語ることも無いほどの圧勝で、レース後には、また「拍手」。
オジュウチョウサンを応援していた人はもちろん、他の馬券を買っていたファンからも王者を讃える拍手であふれていました。
解説していただいていた日刊競馬の小木曽大祐さんも、「雰囲気に飲み込まれました」とお話しされていました。
しかし、余韻に浸るまもなく今度は、ウイナーズサークルへお客さんの大移動。
ファンの方のオジュウチョウサンへの熱い想いに、恐れ入りました。オジュウチョウサンの動きに合わせて、お客さんが移動してゆく。
これはまさしく「オジュウフィーバー」と言えるでしょう。
競馬界のアイドルの今後が気になります。
こんばんは、小屋敷彰吾です。
遅ればせながら、先週の福島出張を振り返ろうと思います。
今回の出張で私は生まれて初めて福島競馬場を訪れました。
福島競馬場の放送席からコースを見たファーストインプレッションは、
「コンパクト」でした。
先週まで10週間東京競馬場での開催が続いていて、広いコースに慣れていたので、中山競馬場以上に小回りの福島競馬場はあまりに小さく感じました。
実況練習をしていても、道中の馬の通過順位やゴールの瞬間の掲示板圏内の馬の番号をメモする「展開を取る」という仕事をしていても、道中の馬を追っていくという点では小回りなので馬が近くに見えるため、当然簡単です。
しかも土曜日の芝のレースは、開幕週ということもあり、前に行った馬がそのまま帰ってくるという展開ばかり。
実況でいえば、「3番手は内で粘る○○。あとはもう離れました」状態。
「もしや、1週間で福島マスターになれたかも!」と調子のよいことを私は思っていました。
すると、土曜福島メインレースのテレビユー福島賞で早速洗礼を浴びることに、、、
このレースは、二番手から9番のレジーナフォルテが抜け出し、逃げていてバテた8番エリシェヴァに後続が大殺到するという展開でした。
このレースの展開を取っていた私は、8番エリシェヴァを後続が抜くかもと思い、後ろから追い込んできた馬を全て書こうとしました。
しかし、結局わけがわからなくなり、全頭書くことはできませんでした。(2着争いの圏内にいた馬は、最終的に6頭)
小回りコースを完全になめていました...
小さい競馬場だと、全体の動きが一瞬なんです。
東京競馬場だったら、直線がながいぶん「あの馬伸びてきそうだな」と見えてから心の準備をする時間がある。
だけど、福島競馬場は「差しが届くかも」と見えたときにはもう伸びてきてる。
つまり、この馬はもう伸びない、この馬は伸びてきているという馬の脚色判断がよりシビアになるわけです。
いやー、「小回りだから簡単」なんてことはないんですね。
私は勝手に「夏の風物詩」だと思っているのですが、福島競馬場や小倉競馬場でゴールの瞬間に5、6頭横並びになるレースたまにありますよね。
そういったレースとも、これから戦わなくてはならないわけです。
あぁ、、、非常に恐ろしいですね(涙)
ただ、アナウンサーである以上、最後の最後まで伝えることを諦めず、夏の風物詩に立ち向かおうと思います(号泣)