中山競馬場は南風が吹いていました。 [山本直の修行日誌]
2017.04/17 山本 直 記事URL
こんにちは、山本直です。

今日(17日)が7連勤の7日目です。さすがにヘロヘロ。今夜は楽しみなディナーがあるので、たっぷり癒されてこようと思います。美女もいますしね(笑)

土曜日(15日)は中山競馬場で踏み切ってジャンプTシャツの販売が行われました。
直也アナがサインを書いている間、私は実況のバックアップ(実況者の後ろで間違いや競走中止などをフォローする仕事)をして、レースが終わったらパドックへダッシュ。
フロアディレクターと、土曜午前の進行の稲葉弥生さんが場つなぎをしてくれていましたので、息を切らすことなくしゃべれました。感謝感謝。

さて、そんな中山競馬場。土日ともに強い南よりの風が吹いていました。コースで言えば、3・4コーナーから1・2コーナーの方向の風。直線は強い追い風です。
特に日曜日は初夏を思わせるような陽気になりましたし、季節を進めるような風、と呼んでもいいのかもしれません。

風がレースに与える影響について、詳しいことは言えないのですが、前半が速いペースになりやすいダート戦、特に半周競馬の1200m戦では、
向かい風になる向正面で無理に先行するよりも、追い風になる直線の伸びに賭ける方が良い、といったことはあったかもしれません。
(そもそもの脚質を守ることが大前提だとは思いますが)

特にその印象を持ったのは日曜6レースで2着に追い込んできたトモジャポルックス。
最近は先行するか、最後方から追い込むかの2択のような戦歴で、今回もスタートをするとジョッキーのアクションも見られず最後方から。
4コーナーの出口でやや外に進路を振ると、目を引くような伸び。
ただ、ウォリアーズクロスが1頭抜け出した後だったので、それでも2着争いかな、と思っていたら、坂を上がってもうひと伸び。
結果としてはクビ差の2着でした。実況としては冷や汗モノ。
あまりにも伸びが凄かったので、実況していた私としては勝ち馬と同等以上の印象が残りました。

中継の中でも、進行アナ・実況アナが折に触れて風向きをお伝えしています。
今週から主場は東京と京都に替わりますが、もしラジオから風の情報が流れてきたら、予想のひとつに加えてみてください。

それでは、また来週!
手書きで"塗り絵"を作る理由。 [山本直の修行日誌]
2017.04/11 山本 直 記事URL
こんにちは、山本直です。

先週金曜日から福島にいて、月曜日の休みを挟んで、今日は美浦トレセンに泊まります。いよいよ牡馬クラシック第一弾を迎える皐月賞の共同会見のインタビュアーを担当します。詳しくは明日の競馬が好きだ!、競馬実況webの更新でお伝えします。

今日の東京は雨。東京タワーすら上部は見えなくなるくらい、低い雲が垂れ込めています。泊まり支度をしてきているので、大荷物で電車に乗ることを考えるととても気が滅入ります。いや、仕事だから仕方ないのですが......。

さて、今日は実況アナの必需品・塗り絵の話をします。このブログを読んでいる方のほとんどはご存知だと思いますが、実況アナが出走馬の名前と騎手が着る勝負服を書いたカンニングペーパーを"塗り絵"と呼んでいます。

そうそう、今月1日に日経新聞電子版に中野雷太アナが書いた「競馬実況アナ日記(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO14644000Z20C17A3000000/)」が掲載されました。このコラムは隔週土曜日更新で、各アナウンサーが競馬に関するいろいろな話をします。ぜひご覧ください。

この中野アナのコラムにも塗り絵の話が出てきました。基本的なことはそちらに譲るとして、今日は「なぜ手書きなのか」にこだわって書いてみたいと思います。それぞれのアナウンサーによって違いもありますし、あくまで私・山本の視点で書いているということを前提に読み進めていただきたいと思います。

――――――

少し前に、阪神競馬場のバックヤードツアーで実況席を見学していただきました。その時に「なぜ塗り絵を手書きで書かれるのですか?」という質問があり、先輩アナが「プリンターがないので......」と言っていました。確かにその通りで、この局が競馬実況を始めた60年前に、今と同じプリンターやパソコンが流通していたら、私たちの塗り絵もデジタル化されていたと思います。

実際、デジタル世代(?)にあたる私の塗り絵の台紙はExcel(表計算ソフト)で作っていて、会社でその都度印刷をしています。でも、出走馬の名前や勝負服は手書きで書いています。少なくとも、今の時点でこのスタイルを崩すつもりはありません。それは、「常に最高のフォーマットで戦える」からだと、今は思っています。


(明日、船橋で行われるマリーンカップの塗り絵をしてみました)

このExcelシートは、今までに何度かバージョンアップ(自称)をしています。右下に寄せて印刷をしたこと、勝負服の輪郭の設定を変えたこと、勝負服の欄の上にもうひとつメモ欄を設けたこと、、、実況アナとしてこれは必要だな、と思うたびに更新してきました。

印刷を右下寄せにしたのは「塗り絵を留めておくクリップボードが左側で挟むタイプだったこと」「紙がペラペラとはためかないように右上と右下にクリップを留めること」が理由。

勝負服の上に欄を設けたのは「各馬の脚質を分かりやすく書きたいな」と思ったからです。逃げ馬には◎、先行馬には何番手にいる馬かを数字で、差し馬は△、追い込み馬は×。いわゆる"展開"を実況する以上、各馬のキャラクターを頭に入れておきたいと思った実況デビュー前の私。しかし、そこまで実況中に頭が回る人間ではないと気付いて、塗り絵にそういう欄を作ればいいじゃないか、ということになりました。

馬名を書く欄が長いのは、黒いペンで馬名を書くほかに、違う色で付帯情報を書き入れるため。重賞レースの実況であれば「○○年ぶり」とか「かつてこの馬(騎手)が勝った重賞は何だっけ」とか、重賞でなくても区切りの勝利数が近い騎手は「(例)横山和生 99→100勝」と書いていたりします。

ここまで"カスタマイズ"ができるのは手書きだからこそ。必要な情報が多いレースは馬名を詰めて書くこともできます。

競馬の仕事を始めた当時、手書きは時間も取られるし、正直どうなんだ、とは思っていましたが、「常に最高のフォーマットで戦えるから」手書きであるのだということです。

最大の敵は、きれいな字を書けない私の右手だな(笑)

では、また来週!
1日2鞍、1週で3鞍の同一条件戦。 [山本直の修行日誌]
2017.04/06 山本 直 記事URL
こんにちは、山本直です。

珍しく月~水と3連休をもらったので、いつもより元気です。
コラムの更新を忘れていたわけではありません。

明日朝から福島へ向かいます。技術さんと11時に現地集合。
その技術さんは今、我々のデスクのすぐ隣、放送を送出するマスタールームで仕事中。
なんだか不思議な気がしますが、そういう職場です。

さて、今週はちょっとマニアックな競走条件の話をします。

この時期の前半戦は3歳未勝利が多い訳ですが、
今週土曜日(8日)の中山はこんなラインナップです。

1レース ダート1200(牝馬限定)
2レース ダート1800
3レース ダート1200
4レース ダート1800(牝馬限定)
5レース 芝2000
6レース ダート1800

芝は1鞍に対して、ダートは5鞍。牝馬限定戦は1200mと1800m戦が行われます。
ですが、私が気になったのはそこではなく、2レースと6レースです。
ともにダート1800m、どちらかが牝馬限定戦という訳でもありません。

勘の鋭い方は「外国産馬が出られる混合戦なんじゃないの?」という方もいらっしゃると思います。
でも残念、どちらも混合戦ではありません。

そう、全くの同一条件戦なのです。ついでに言うと、日曜2レースも同じダート1800の、いわば"無印戦"です。

出走登録はそれぞれのレースに対して独立して行われます。
ですから、出走させる陣営からすれば「お得感」のあるレースが出てくるかもしれません。

加えて、今週から福島競馬が開幕。ダート1700mの"無印戦"は日曜1レースに組まれています。

この4鞍をどの陣営がどう選んでくるのか、勝手ながら楽しみです。

では、また来週!
スローペースの実況 [山本直の修行日誌]
2017.03/27 山本 直 記事URL
こんにちは、山本直です。

ラジオNIKKEIに限らず、競馬の仕事をしている人は"花金"とか、
土曜の夜に遊ぶということとは、ほぼ無縁なのですが、久々に土曜の夜に予定を入れてみました。

一昨年に映画化された「海街Diary」が、今週末に渋谷の新国立劇場で舞台化されることになったのです。

こう見えて(?)大学時代、演劇部にいた私としては、社会人になったら舞台を見に行きまくるぞー!と思っていたのですが、
なかなかその習慣がつかないまま、5年目になろうとしています。今年こそは!
その翌日(4月2日)は、中山競馬場で後半の実況を担当しますが、何かが違ってもそっとしておいてください(笑)

さて、先週末は土日とも中山で前半レースの実況をしてきました。

土曜中山5レース(3歳500万以下、ダート1800m)は、サウンドトゥルーの弟であるアナザートゥルースが逃げ切り勝ち。
サウンドトゥルーがGI・JpnI制覇した時と同じ大野拓弥騎手・高木登調教師のコンビでしたが、兄とは逆の戦法を使って快勝しました。
今月5日、この馬が新馬を勝った時も、私が実況していました。
大関アナも↓のようなツイートをしていましたが、どのアナウンサーにもこういう馬が少なからずいるようです。



この中山5レースは9頭立て。各馬の戦歴を洗い出すと、トラネコが前走で逃げ切り勝ちをしています。
スズカフリオーソもデビュー戦で逃げて連対していますが、その後は控える形を続けていて、おそらく流れはスローになるだろうな、と見ていました。

ゲートが開いて、7番枠からアナザートゥルースが出て行くと、9番のアポロユッキーが逃げ馬についていく形で2番手を確保。
少頭数のダート1800mで、隊列がすぐ決まると、ペースはゆったりになることが多いです。
そう思いながら、600mの通過タイムを目で測ると40秒台。(実況では言っていませんが)これは遅くなったぞ、と思いました。
先週も書きましたが、1000mの通過ラップが画面に表示されるタイミングで先頭に戻ってみると、1分06秒5。

専門紙の推定タイムは1分54秒8前後、単純に1000m換算すると1分03秒7~8。
しかも、ダート戦は距離を問わず前傾ラップ(前半の方が速い)ことが多いですから、1分06秒5は驚くようなスロー。(実況でもそういう意味で強調しました)
こうなれば隊列が崩れることなくゴールに向かう行った行ったになるか、逃げ馬が突き放して差し馬の2・3着になるかが多いです。

このレースもその例に漏れず、アナザートゥルースが突き放しての逃げ切り勝ち。
200m単位のタイムはスタートから、13.5-12.7-13.7-14.0-12.7-12.6-12.2-12.1-12.4。
前半800m通過53秒9(200m平均13.47秒)、上がりの600mが36秒7(12.23秒)実況でも言いましたが、大野騎手のギアチェンジは見事でした。
200m平均にして1秒24も差が開いているわけです。このギアチェンジは脚質こそ違えど、兄のサウンドトゥルーに通じる部分があるのかもしれませんね。

差し馬の2・3着が多いとは言いましたが、2着に追い込んだサノサマーの末脚には驚かされました。
4コーナーの出口で、一団の馬群の最内から大外に切り替えたあたりで、
2番手集団にかなり離されてしまったのですが、態勢を立て直すと目が覚めるような伸び脚。
1番人気でしたし、騎乗していたミルコ・デムーロ騎手は勝てば騎乗機会6連勝だったですから、
常に気に留めながら実況していたのですが、ようやく2着まで、と言うには失礼かと思うほどの伸びでした。

サノサマーが記録した上がりタイムは勝ち馬と同じ36秒7ですが、前半の250mは馬群の中、外に切り替えてダッシュがつくまで100mほど、
速い脚が使えたのは残る250mくらいでしたから、馬券が売れるとしても次回は買いたいですね(個人的な感想)

いろいろと考えることがあるのはどのレースでもそうですが、
ハイペースの多頭数がいいか、スローペースの少頭数がいいか、と言われれば、
スローペースの少頭数の方が、実況しながらレースへの理解が追いつくので助かりますね。

では、また来週!
実況後記。 [山本直の修行日誌]
2017.03/21 山本 直 記事URL
こんにちは、山本直です。
お伝えしていたように、20日(月)のフラワーカップでJRAの重賞レースを初めて実況しました。聴いていただいた皆さん、ありがとうございました。
大して緊張もせず、いつも通り......のつもりでしたが、やはり見直せば反省は浮かんでくるもので。今回は長文になりますが、どうぞお付き合いください。

●ファンディーナ

この馬がどういうレースをするのか、に注目が集まっていたと思います。1コーナーに入るあたりで、外めの2番手を確保。ここで少し、岩田騎手が腰を丸めるような動きをしています。初戦、2戦目(川田騎手騎乗)を見ても、手綱を緩めないということはありましたが、騎手が腰を丸めるような動きはしていませんでした。

これが「掛かっている」状態なのか、「掛かる前の予防策」なのか、私には分かりませんでした。ただ、何か言葉を選ぶべきだと思って......

「ファンディーナは2番手の外、この位置で落ち着きを保てるかどうか」

と言って、気付きました。ファンディーナにとってこれまでと同じ1800m戦ですが、京都はいわゆるワンターン(向正面からスタートする)コース、それに対して、この日の中山はスタンド前からのスタート。初めての長距離輸送ということも含めて、掛かる可能性は岩田騎手の頭の中にあったのかもしれません。

公式映像の28秒前後、私が改めてファンディーナが2番手にいるところを伝えた時も、掛かるというほどではないにせよ、岩田騎手が制御するような挙動をしています。

●55秒の壁

スタートして55秒(2コーナーで先頭の馬を紹介して30秒ほど)で全馬の位置取りをおさらいすることが目標でした。実際は57秒。ほぼ想定どおりです。

最近、JRAの公式映像ではレースのラップが判断できる地点(このレースでは前半1000m)のタイムを黄文字で表示しています。我々実況アナウンサーとしても「一時停止」していただけるのは助かります。いつも双眼鏡で追う先頭の馬と、ターフビジョンのタイム表示をひとつの視野に入れられるわけではないからです。

実況としては4秒ほど場をつないだところで(と言っていいのか分かりませんが)、1000mの通過タイムが場内に1分01秒0と出ました。(レース後の発表では1分01秒1)

専門紙に掲載された想定タイムが1分48秒5前後、実際の決着タイムが1分48秒7ですから、1000m1分01秒というのは平均~ややスローになるでしょうか。

(ファンディーナの話ばかりで恐縮ですが、京都で経験したような超がつくスローペースのレースも、超ハイラップのレースも見てみたかったのがいちファンとしての本音でした)

●100mの伸びに震えた

4コーナー手前、シーズララバイが位置を上げたところまで私が紹介したところで、ファンディーナが先頭に立ちます。

ここでファンディーナの伸びを判断するポイントは......
1.ファンディーナがどれだけの勢いでリードを広げるか
2.逃げたドロウアカードの勢いは鈍っているのか

前者については文句なし。後者については、3番手以降の馬がドロウアカードをなかなか交わせないことを考えると、まだ勢いは鈍っていないのでしょう。そう、ファンディーナは、まだ勢いが鈍っていないドロウアカードをあっさりと突き放していったのです。

直線に入る残り310mから200m標識の手前まで、わずか100mの衝撃でした。ここで山本、ファンディーナの強さに見とれてしまいました。

●2着争いの反省

時間が少なくなる残り150mほどから「ファンディーナ!抜けた!これは強い!リードは4馬身!」と、およそ4秒時間を使ってしまいました。
4秒あれば馬は80m走れます。もうゴールまで3~4秒しかありません。

そこで2着争い。時間に余裕があればお伝えしたい馬は2、3頭いました。
・勢いよく2番手に上がれそうなシーズララバイ
・内で逃げ粘っているドロウアカード
・(外からじわじわと迫ってくるエバープリンセス)

ですが、ゴールまでの距離を考えると、言葉に出来る馬は1頭だけ。2着には上がれそうなシーズララバイの名前を言うだけになってしまいました。これは反省。

●"美学"より"情報量"を求めたい

先に書いたように、ドロウアカードの勢いはゴールまでなかなか鈍らず、シーズララバイはようやくゴール手前で交わしての2着確保。
レース映像を見直してみると、ゴール前ギリギリまで、ドロウアカードが2着に残る可能性を感じます。

いろいろな馬券をお持ちの方がいらしたと思いますが、(結果としてハズレになるとしても)ドロウアカード2着の組み合わせを持っている方もドキドキできる実況ができたのではないか、と思います。そのために、上で書いた「ファンディーナの4秒」を減らすべきだったのです。
「ドロウアカードが2番手、外からシーズララバイが並びかける!」というような言葉を入れ込めれば、また違った印象で聞いていただけたと思うのです。

WIN5を除いて、フラワーカップの売り上げが47億3900万円ほど。いま、馬券の売り上げの多くは3連単が占めていますから「3着」には大きな意味を持ちます。
我々がどう言葉を並べようと、レースの結果を動かすことはできませんが、馬券を買っておられる皆さんが消化不良にならないような実況ができれば、という気持ちは重賞も一般レースも変わりません。

●最後になりますが......

SNSや番組宛のメールなど、皆さんが自由に発言できるようになり、私が初めて重賞の実況を担当することを発表して以来、多くの声をいただきました。
ありがたいことに「頑張ってね」とか「楽しみにしています」など、暖かいものばかりでした。本当にありがとうございました。

様々なところで「緊張しますか?」と言われたんですが、残念なことに(?)全くしておりませんで、強いてあげれば馬場入場曲のイントロのどこで声を入れるかとか、聴き慣れた重賞ファンファーレで気持ちが入ったくらいの、全く鈍感な心臓でありました(笑)

重賞を実況する上でありがたいことは、情報入手時間の早さだと思います。枠順確定は2日前、特別登録は前週の日曜日。それだけ塗り絵や馬柱に向かい合う時間を作れるということです。われわれ実況アナウンサーは、どのレースであっても準備は欠かしません。ただ、直前にならないと出揃わないものがあって、物理的な限界があることも事実です。翌日の準備を同時に進めながら実況する土曜日は、パドックの様子を眺める余裕もありません。

そういった点において、重賞レースはありがたい。これが今回の実況経験で得られた最大の収穫です。
これで終わりではなく、これからも実況は続けていきます。

では、また来週!
まずは楽しんでいただけますように。 [山本直の修行日誌]
2017.03/13 山本 直 記事URL

こんにちは、山本直です。

 

個人的なことですが、20日(月)のフラワーカップで初めてJRAの重賞レースを実況します。

さすがにまだ1週間前なので緊張してるとか、そういう「面白い(?)」ことは起きてないので悪しからず(笑)

 

今週は、実況に使えない(と思う)小さなデータを書いておきます。

 

まず、3歳牝馬の収得賞金、つまり桜花賞・オークスの出走ができるかどうかのボーダーライン。(山本調べ、12日のレースが終了した段階で、現役全馬が桜花賞を目指す前提で書いています)

1位は2歳女王のソウルスターリングで6200万円。GIのフルゲートに当たる18位は...チューリップ賞の2着で、桜花賞への優先出走権を獲得したミスパンテールで1100万円。

先週、某アナと「2勝(900万円)してれば桜花賞に出られるのでは」という話をしていたのですが、とんでもありませんでした。

 

桜花賞に向けては、昨日のフィリーズレビューでゴールドケープ(900万円)、一昨日のディアドラ(400万円)が優先出走権を獲得していて、桜花賞のボーダーラインはさらに上がっています。15位タイ(1200万円)にいる3頭のうち、ディーパワンサがフラワーカップに登録をしています。

 

フラワーカップに出走登録を済ませた15頭のうち、収得賞金最上位がディーパワンサ。桜花賞(オークス)に向けて、このレースで2着以内に入らないと、本番への出走が限りなく遠のく馬たちの対戦ということになりそうです。

 

次に、前走からのローテーション。

前走が阪神ジュベナイルフィリーズだった組は4頭出走して3着以内なし。前走がGIIIだった馬は連対率14.7%と平均以上に走っていますが、複勝回収率は48%止まり。

連対率では劣る未勝利(連対率13.8%、複勝回収率73%)、500万(連対率14.3%、複勝回収率79%)からの昇級組の方が、回収率の面では優秀です。ただ、新馬を勝ったばかりの馬は、2013年のサクラプレジールが勝ったのみで連対率6.7%。ちょっと厳しいですね。

 

前走で4大場(東京・中山・京都・阪神)以外の競馬場を走った馬は(0・0・0・11)。

距離延長組は連対率12.2%に対して、距離短縮組は23.5%。小回りの器用さよりは、重賞の流れに対応する体力が求められているのかもしれません。

今回登録しているメンバーの中で、距離短縮になるのはサンティールとシーズララバイの2頭。特にサンティールの方はデビューから一貫して中山を使われて、1800mは3・1着。前走の京成杯は牡馬もいる相手関係で、最後方からのレースになって7着止まりも着差は0秒4。狙う手はあるように思います。

 

 

 

初めての重賞実況をクローズアップしていただくことはとてもありがたいです。

が、まずはレースを聴いたり、見たりしていただいて、馬券の売り上げが上がったり、競馬場にたくさんのお客さんがいらっしゃることの方が、個人的にはうれしいです。

もちろん楽しんでいただける実況をできるようがんばります!

では、また来週!

競馬じゃないけど、祝・100回! [山本直の修行日誌]
2017.03/08 山本 直 記事URL
こんにちは、山本直です。
会社が入っている琴平タワーに着いたら、なんだか甘い匂いに誘われて。
\ベビーカステラ!/

実は私、昨日めでたく区切りを迎えました。(自分の手柄ではない)
番組のナビゲートを担当している「聴く名作 週刊・宮本武蔵」が昨日7日の放送で、#100=100回目を迎えたのです。今日はこれから101、102回の収録です。
1935年に吉川英治の新聞小説として連載されたこの作品。毎週、声優の浅科准平さんの重厚な朗読でお楽しみいただいて、はや2年近く。番組では、本に換算して350ページ分以上をご紹介してきました......が、前半では"あらすじ"もご紹介しているので、まだまだついていけますよ!火曜日の夜10時、ラジオNIKKEI第1でお聴きください。

このブログを書いている私のデスクの向かいでは、小塚アナが美浦レポートを書いています。今週は4重賞!と盛りだくさん。この後、20時から放送の「競馬が好きだ!」、競馬実況webの更新をお待ちください。

美浦TCは今週まで7時調教開始。今朝は冬が戻ってきてます。

中央競馬実況中継(ラジオNIKKEI)さん(@keiba_ana_east)がシェアした投稿 -


私が行くのは確か2週先、高松宮記念の共同会見が行われる日。調教スタートは来週から6時に、夜更かししないようにしないと......。
では、また来週!
帰ってまいりました。 [山本直の修行日誌]
2017.03/02 山本 直 記事URL
こんにちは、山本直です。しばらく休みをもらっていました。お気遣いいただいた方がたくさんいらして、恐縮しています。

昨日はエンプレス杯の取材で川崎競馬場に行ってきました。実況収録も1ヶ月ぶり、ちょっと緊張しますね。実況録音は今週土日の16時45分から放送する「競馬インパクト」でお聴きいただけます。

Y氏「フラワー、頑張ってください」
K氏「フラワー、グリーンチャンネルが無料だと思うので...」
M氏「競馬LIVEへGO!!で散々な言われ方してましたよ」

皆さん、気づくのが早い!(一部例外あり・笑)
そう、今月20日のフラワーカップの実況を担当することになりました。中央の重賞実況を初めて担当します。よろしくお願いします。

川崎競馬場到着前にtwitterをちらちら見ていたら南関スイーツ部の活動が...

というわけで、私もいただきました。



( ゚∀゚)o彡チョコ!バナナ!チョコ!バナナ!

生地が卵の甘い感じだけじゃないなーと思ったら「北海道産の小麦、平飼い自然たまご、そして国産の全粒粉を使ったこだわりの生地のクレープです(川崎競馬公式サイトより)」とのこと。小麦粉と違って、皮ごと小麦をすりつぶしたのが全粒粉。その違いが出てる感じしますね。昨日のみの出店だったそうですが、また来てくれないかな......。

実は私、川崎競馬場には先週の土曜、日曜もいたのです。せっかく競馬場の仕事を休みにしたのだし、自社の実況がどんな感じで流れているのか知りたかったので。

土曜日はもつ煮込みを食べ!(脈絡がない)

日曜日は中山の1レースから日刊競馬さんの調教欄を参考にヒットを飛ばし!


後が続かず!(だめじゃん)

この2日間は、2号スタンド3階の「特別観覧席S」にいました。座席にはモニターがついていて、レース映像もパドック映像も見られます。さらにコンセントがついているので、充電を気にせずradikoを楽しんでいる(と思われる)方もちらほら。

開催中の競馬場に行って指定席に入るのもいいですが、場外発売の指定席は相当なパワーを発揮してくれますね。馬券を打つ機動力が格段に上がります。ぜひradiko、ポケットラジオで競馬中継を聴きながら今週も戦ってください!

では、また来週!
この後19時から #わらおと 緊急生放送!木根尚登さんが登場! [山本直の修行日誌]
2017.01/30 山本 直 記事URL
こんにちは、山本直です。今日は生、生、生の連続。忙しいんです。

先ほど14時30分過ぎからは「マーケットプレス」で『フィスコ presents 注目企業調査レポート』の生読み。注目企業の情報をコンパクトにまとめてお送りするコーナーなんですが、ザラ場(株式取引時間、寄り付きから引けまでの間を指す)を戦う皆さん、伝わりましたでしょうか(汗

この後、17時50分からは日経電子版NEWS。実は、このタイトルになってから山本の担当は今日が初めてなんです。アナウンサーが取る段取りも初めてのモノ。車に乗って、キーを挿して、サイドブレーキを......のように手順をいちいち追っている気分です。

さらに!19時からは新番組「笑×音」の第2回放送。お笑いコンビ「オナジミチ」のおふたりが、音楽アーティストの方をお迎えする番組なんですが、第2回にして緊急生放送スペシャル!になりました。

ゲストにTM NETWORKのメンバーとしてご存知の方も多いでしょう、木根尚登さんをお迎えすることになりました。元・演劇人(?)の山本が「えーっ!」と思うようなニュースも持っていらっしゃるそうです。それにしても楽しみですが、とても緊張しています。

ぜひ競馬班でない山本もお聴きいただければなーと思います。

ではでは。
水曜日の女...を見に行ったり。 [山本直の修行日誌]
2017.01/25 山本 直 記事URL

 こんにちは、山本直です。今週はトレセンから戻った小塚アナを見て、「あ、水曜日か!」と思いました。(某キャスターのあの方、"水曜日の女"と呼ばれることにプライドを感じては......いないだろうな・笑)

 

今日は虎ノ門で「聴く名作」の収録をした後、TCK女王盃の取材のため、大井競馬場に行っていました。息が詰まるような追い比べの末、ワンミリオンスが初重賞制覇を決めました。

土日の競馬中継終了後に放送の「競馬インパクト」で実況録音をお届けすることになっています。

 

実況では直線で3頭が並んだところから、ゴールまでその様子を描写する訳ですが、まずは目の前で起きている描写しつつ、そのあとに起こるであろう展開を考えます。

内には距離に不安があるか、とも言われたワンミリオンス。中には交流重賞クラスではあと一歩?と思われたリンダリンダ。外には斤量の58kgと重く乾いた砂に喉が鳴るという陣営からの声もあったホワイトフーガ。ギリギリまでどの馬が出るのか、正直言って分かりませんでした。ちょっとした迷い、お聴きいただけてしまうかもしれません。

 

その後、渋谷のスタジオでCM収録を終えて、虎ノ門に戻ってきました。昨日は、都内某所で「未来の学校ラジオ分室~不登校支援を考える」の収録。その前の土日は、実況をお聴きいただいたように中京競馬場にいました。

 

何屋さんなんだろう、と思うほど、幅の広い分野で仕事をさせてもらっている、という実感があります。

このブログを見て「決して競馬を軽んじている」ように見ていただきたくはないのですが、どの番組も僕らが売っている大事な商品の一つ。ここからここまでは競馬の仕事、ここからここまでは聴く名作の仕事......どのコンテンツも濃密に、健康的にお届けできるようにできればと思っています。

 

最後に。TCK女王盃で競走中止したトーセンセラヴィのその後、心配しています。私が大井にいる間、皆さんにお届けできるような話は伝わってきませんでした。昨秋のJBCレディスクラシック以降、「南関代表」「地方代表」として夢を見ましたし、交流重賞大好きな私としては絶対に繋がってほしいトーセンジョウオーの血。広い意味で、次のステージがあることを祈っています。

 

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