各事業所の営業最新情報
イベント情報はこちらから→ 第5回東京競馬 第5回阪神競馬 第2回福島競馬
きょうの阪神4R、ダート1800メートルの新馬戦は、あまり見ることのない着差が記録されました。
アロゲート産駒のジュタロウが3コーナー過ぎに先頭に立つと、後続がどんどんと離れていき、ただ1頭追いかけたニューダイアリーズも最後は脚が上がり、3番手以下は遥か後方というレースになりました。結果、1着ジュタロウと2着ニューダイアリーズとの着差は「大差」、ニューダイアリーズと3着ソルトゴールドの着差は「10馬身」でした。
1着ジュタロウと3着ソルトゴールドとの差は、走破タイムにして4秒差。JRAのルールでは、ダート1800メートルの新馬戦で6秒超のタイム差がつくとタイムオーバーとなりますが、5着のヒロノシュンがジュタロウから6秒3差ついていたので、この馬以下はタイムオーバー。他馬の影響を受けたナリタボルテックスを除いて、10頭立てで半数の5頭がタイムオーバーとなってしまったのです。
放送席では「もう少しで大差が2つ並ぶところだったのか」の声。1秒7のタイム差で大差と表示されるはずですが、今回は2着と3着の間が1秒6差だったので10馬身と表記されました。
ではこれまでに「1着と2着、2着と3着どちらも大差」だったレースはどれくらいあるか。
1秒7差で大差なので、1着と3着の間は少なくとも3秒4以上離れていることになりますから、1986年以降でそのような平地レースを調べました(障害レースは着差が大きくなりやすいので平地に限る)。すると29クラ見つかりました。このレースのうち、1着2着、2着3着がどちらも"大差"だったレースは......2クラありました!
1986年6月14日 札幌2R サラブレッド系3歳新馬(勝ち馬ガルダンサー)
1988年6月25日 中京1R アラブ系3歳未勝利(勝ち馬ニホエース)
1986年以降、35年以上の期間中にわずか2回だけ。いや、2回もあったというべきか?
ちなみにきょうの阪神競馬は1Rタマモエースと2Rサンダップルドも大差で勝っていました。
阪神は1R、2Rに続いて4Rも1着2着の差が「大差」。1日に平地競走で1秒7以上の大差勝ちが3レース発生するのは08年11月16日(東京、京都、福島で1レースずつ)。それ以前は1988年に一度あったよう。同一競馬場で1日3回の大差勝ちは1986年以降では初めてみたいですね。
— 小塚歩 AYUMU KOZUKA (@AyumuKozuka) November 13, 2021
余談ですが、上記記録的大差レースを生み出したジュタロウの父はアロゲート。以前このブログでも記しましたように、太く短くの競走成績であり馬生だったアロゲートの産駒には個人的に期待しているんです。
日本での産駒勝ち上がりは、先日ブリーダーズカップジュベナイルに挑戦したジャスパーグレイトに続く2頭目。ジャスパーグレイトも10馬身差で新馬戦を勝ちましたよね。アロゲートと同期のライバル的存在ガンランナーは、今年のブリーダーズカップで勝ち馬を送りました(ジュベナイルフィリーズを勝ったエコーズールー)が、アロゲートはまだまだこれから。自身だってクラシックには間に合わず、遅れてきた大物的存在だったんですから。ジュタロウの今後も、他の産駒の活躍も楽しみです。
では、11月 14日(日) の放送予定です。
【PCやスマホで楽しめます。 radiko.jp へ!】
「秋の2歳単勝」 年末まで(有馬記念週以外)のすべての2歳戦は、単勝の払戻に5%上乗せ!
[ラジオNIKKEI第1]
<解説>
吉田幹太(競馬ブック)
能勢俊介
小木曽大祐(日刊競馬)
<パドック解説>
藤本貴久(日刊競馬)1R-4R
赤塚俊彦(競馬ブック)5R-8R
京増真臣(研究ニュース)9R-12R
<主なコーナー>
9:45頃 「パドック解説者 レース展望」
10:45頃 「メインレース展望」
11:40頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:05頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
13:10頃 「日曜メインレース展望」
13:35頃 「福島競馬レース展望」出演:安中貴史(競馬ブック)
14:10頃 「パドック解説者 レース展望」
16:25頃 「来週の重賞展望」
東京実況:小塚歩(1R-6R)山本直也(7R-12R)
進行:藤原菜々花、小屋敷彰吾、木和田篤
パドック進行:石原李夏
福島実況:佐藤泉(1R-6R)米田元気(7R-12R)
[ラジオNIKKEI第2]
<解説>
寺下厚司(スポーツニッポン)
森本昭夫(競馬評論家)
<パドック解説>
浜口和也(馬サブロー)1R-5R
城谷豪(馬サブロー)6R-12R
<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 狙いのレース」
9:55頃 「一般レースの狙い」
10:50頃 「メインレース展望」
11:40頃 「藤村和彦の射(シャッ)!!」出演:藤村和彦(競馬文筆家)
11:50頃 「JRAホッと耳より情報!」
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃、15:05頃 「メインレース展望」
16:10頃 「来週のメインレースの見どころ」
阪神実況:檜川彰人(1R-6R)小林雅巳(7R-12R)
進行:山本直、髙田洋子
パドック進行:小林雅巳、岡田麻紗巳
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります