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きのう、プロ野球ソフトバンクホークスの千賀滉大投手がノーヒットノーランを達成しました。


プロ野球史上では80人目の記録ですが、ホークスという球団史上では76年ぶりだとか。76年前って戦前ですよ。今年で終戦74年なんですから。各スポーツ紙の記事によると、ホークス投手のノーヒットノーランは南海時代の昭和18年5月26日、別所昭(別所毅彦)投手以来だそう。新規球団の楽天を除いて、最もノーヒットノーランから遠ざかっていた球団だったとのことです。


いやあ、こういう記録ってまだあるんですね。長いこと破られていないけど破るのが可能な記録。戦前から昭和30年代くらいまでの、更新可能な記録。
競馬だとどんな記録があるかなあ? と考える。今年はメロディーレーンが馬体重340キロで勝利し、1972年ジャンヌダルクの350キロを更新する最少馬体重勝利記録を樹立。これは47年ぶりの記録更新でした。
そういえばウオッカの牝馬による日本ダービー制覇は64年ぶりだったなあ。あのときも、牝馬のダービー馬なんて二度と出ないのだろうと思っていたら出ちゃった。ということは、牝馬の皐月賞馬や菊花賞馬が今後出ないとも限らない。
皐月賞を勝った牝馬は、1947(昭和22)年のトキツカゼと翌年のヒデヒカリ。もし来年、2020年に牝馬が皐月賞を勝つと72年ぶりに。菊花賞を勝った牝馬は1943(昭和18)年のクリフジと1947年のブラウニー。来年牝馬が菊花賞を勝てば73年ぶり。おお、破れなさそうで破れるかもしれない記録ではないですか。特に近年は牝馬が強い時代でもありますから。一昨年は牝馬ファンディーナが1番人気でもあったわけですしね。


ほかにこんな記録ないかなあ。レコードブックをペラペラとめくってみよう。
最多賞金は平成時代の記録だし、馬の最多出走や最多勝の記録は今の時代は更新が難しそう。負担重量の記録もそうだな。騎手の最多記録も武豊騎手がアンタッチャブルレコードを...いや。今の武豊騎手なら最年長記録が狙えるはず。
菊花賞の最年長優勝記録は伊藤勝吉騎手の48歳9ヶ月23日で、これは1940(昭和15)年にテツザクラで記録したもの。武豊騎手が今年菊花賞を勝つと、79年ぶりの記録更新となります。これは可能性ありそう!


そしてこれも更新の可能性がゼロではない、というのが障害レースについて。障害レースの年間騎乗回数の最多記録は長池辰三騎手の126回。1959(昭和34)年と翌1960(昭和35)年に記録されています。今年の番組でみると障害レースは年間127クラ。近年は1日に2場以上で障害レースが組まれることはありませんから、理論上は更新が可能であります。とはいえハードルは相当高い。
2016年に五十嵐雄祐騎手が障害年間100回騎乗を果たしましたが、これは1960年の長池騎手以来でした。五十嵐騎手は最終的にこの年、障害レースに110回騎乗しました。近年の最多記録ですね。
では障害レースの年間最多勝利記録はどうか。これは戦前から戦後にかけての名障害騎手、本田昌雄騎手が1958(昭和33)年に記録した32勝。これならなんとかならないものか! 今年ここまで障害リーディングトップの森一馬騎手が、45戦12勝で勝率26.7%ですから、この勝利ペースで年間120クラ騎乗すればこの記録に並ぶことができます。五十嵐騎手の110クラを考えると、ハードルは高いけど無理とはいえないレベルでは!?

 
あとは地方出身馬のクラシック制覇かな。古い記録では日本ダービーは1958年ダイゴホマレ、オークスは1951年キヨフジが最後。これも可能性がないことはない。
令和の時代の競馬は、昭和の記録がどのくらい塗り替えられるでしょうか。記録好きがゾクゾクするような「こんな記録あったのか!」というものが塗り替えられるのを楽しみに待ちたいと思います。


では、9月 8日(日) の放送予定です。
【PCやスマホで楽しめます。 radiko.jp へ!】


[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
飯田正美(日刊競馬)
能勢俊介
小木曽大祐(日刊競馬)


<パドック解説>
丸山一樹(日刊競馬)1R~5R
宮崎秀一(日刊競馬)6R~8R
京増真臣(研究ニュース)9R~12R


<主なコーナー>
9:35頃 「宮崎秀一の展望コーナー」
10:00頃 「パドック解説者 メインレース予想」
10:30頃 「パドック解説者 レース展望」
11:00頃 「メインレース展望」
12:20頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
13:20頃 「日曜メインレース展望」
13:50頃 「今日のコラム」出演:久野朗(日刊スポーツ)
14:30頃 「パドック解説者 レース展望」
16:20頃 「来週の重賞レース展望」


中山実況:山本直(1R~6R)山本直也(7R~12R)
進行:稲葉弥生、小塚歩
パドック進行:木和田篤、稲葉弥生


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
大西修平(デイリースポーツ)
森本昭夫(競馬評論家)


<パドック解説>
竹原伸介(馬サブロー)1R~5R
竹村浩行(馬サブロー)6R~12R


<主なコーナー>
9:50頃 「一般レースの狙い」
10:15頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:45頃 「メインレース展望」
11:35頃 「藤村和彦の射(シャッ)!!」出演:藤村和彦(競馬文筆家)
12:35頃 「特別レース展望」
13:40頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃、14:50頃 「メインレース展望」
16:05頃 「来週の重賞レースの見どころ」


阪神実況:檜川彰人(1R~6R)大関隼(7R~12R)
進行:竹之上次男、米田元気
パドック進行:岡田麻紗巳


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります。

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