「夏の風物詩」 [小屋敷彰吾の研修レポート]
2018/07/04(水) 19:05 小屋敷 彰吾

こんばんは、小屋敷彰吾です。
遅ればせながら、先週の福島出張を振り返ろうと思います。

今回の出張で私は生まれて初めて福島競馬場を訪れました。

福島競馬場の放送席からコースを見たファーストインプレッションは、
「コンパクト」でした。

 

先週まで10週間東京競馬場での開催が続いていて、広いコースに慣れていたので、中山競馬場以上に小回りの福島競馬場はあまりに小さく感じました。

 

実況練習をしていても、道中の馬の通過順位やゴールの瞬間の掲示板圏内の馬の番号をメモする「展開を取る」という仕事をしていても、道中の馬を追っていくという点では小回りなので馬が近くに見えるため、当然簡単です。

しかも土曜日の芝のレースは、開幕週ということもあり、前に行った馬がそのまま帰ってくるという展開ばかり。

実況でいえば、「3番手は内で粘る○○。あとはもう離れました」状態。

 

「もしや、1週間で福島マスターになれたかも!」と調子のよいことを私は思っていました。


すると、土曜福島メインレースのテレビユー福島賞
で早速洗礼を浴びることに、、、

このレースは、二番手から9番のレジーナフォルテが抜け出し、逃げていてバテた8番エリシェヴァに後続が大殺到するという展開でした。
このレースの展開を取っていた私は、8番エリシェヴァを後続が抜くかもと思い、後ろから追い込んできた馬を全て書こうとしました。
しかし、結局わけがわからなくなり、全頭書くことはできませんでした。(2着争いの圏内にいた馬は、最終的に6頭)

小回りコースを完全になめていました... 

小さい競馬場だと、全体の動きが一瞬なんです。

東京競馬場だったら、直線がながいぶん「あの馬伸びてきそうだな」と見えてから心の準備をする時間がある。

だけど、福島競馬場は「差しが届くかも」と見えたときにはもう伸びてきてる。

 

つまり、この馬はもう伸びない、この馬は伸びてきているという馬の脚色判断がよりシビアになるわけです。

いやー、「小回りだから簡単」なんてことはないんですね。

 

私は勝手に「夏の風物詩」だと思っているのですが、福島競馬場や小倉競馬場でゴールの瞬間に5、6頭横並びになるレースたまにありますよね。

そういったレースとも、これから戦わなくてはならないわけです。

あぁ、、、非常に恐ろしいですね(涙)

ただ、アナウンサーである以上、最後の最後まで伝えることを諦めず、夏の風物詩に立ち向かおうと思います(号泣)

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