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中央競馬実況中継

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こんにちは、山本直です。
ダービーデー、東京競馬1~3レースの実況を担当しました。

東京競馬場の最終入場人員は139,140名(前年比7.4%アップ!)でした。
わたしが実況していた11時までの時点でも、5万人を超えていました。

いろんな方に緊張したか?と言われるのですが、
意外にもそこまでの緊張はなかったです。

でも、1レースの入場曲が流れれば歓声、拍手。
ファンファーレが流れればまた歓声、拍手。

さすがに同じトーンでしゃべる、というわけにもいかず、
ひとつ上のトーンで、というつもりだったのですが、
ひとつどころじゃなかっただろう!との指摘を多数いただきました(^^;)

実況アナの手元にはマイクが2つあります。
実況用マイクと、出馬紹介(本馬場入場)用マイク。
実況用の方は皆さんおなじみのヘッドセット、頭につけるタイプのマイクです。
一方、出馬紹介マイクは"棒マイク"。テレビのレポーターの方が持っているマイクと同じようなものです。

入場曲と自分の声を聴くのはスタンドのスピーカーが頼りになります。
ところがあれだけの歓声ですから、なかなか聴こえず、
「ん?鳴り出したかな?」というところからしゃべり始めるような状態でして、
しゃべっている自分の声もなかなか聴き取れませんでした。

ただ、実況していて、全身の毛穴が開くような(大げさ)感覚になるのは、
このダービーデーだけかもしれませんね。

競馬場、各場外発売所、ラジオ、テレビと、
皆さん環境が違う中なので「テンション高っ!」と思われた方もいるのでしょうが、
マイクに入ってきた大歓声と合わせて、
ダービーデーの空気として記憶にとどめていただけると嬉しいな、と思います。

日本競馬で最も偉大な1日、楽しかったなぁ。

では、また来週。

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