つなぎを着て朝8時。
引っ越しバイトが始まった。
序盤はあれ?楽チン?と思って柄にもなく走り回る。
しかしだ、俺はまだ知らなかった、引っ越しの親玉に出会うまでは。
引っ越しも終盤に近づいてきて、だんだん疲労も蓄積してきた。
特に左手の疲労にはスカウトマンの目を見張るものがあるくらいそれはそれはやられていました。
けれど、後少しだから頑張れる。と言い聞かせ玄関に向かった。
すると遂に引っ越しにおける親玉、最後面のボスがでてきた。
「冷蔵庫」だ。
あいつは一体何物だ。
持ち上げてすぐにくる絶望感。
長年、引っ越しの仕事をしてる人から楽でしょ?と言われ、私は実感した。
俺はまだこいつと戦うレベルではない。
新しい街に来たばかりのルーラも覚えてない主人公がつい調子に乗って遠出をしてしまい、めっちゃ強い敵に出会った時。
もっといえば僕はパパス(ドラクエ)に守られてる子供だ。
そして僕は決めた。
生まれ育った街に戻ろう。と。
1からレベル上げをしなければまた同じ過ちを繰り返すだけだ。
俺はあの冷蔵庫を忘れない。
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