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しゃべれども しゃべれども

2007/5/22(火) 23:03 投稿:H  記事URL トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )

(C)2007『しゃべれども しゃべれども』製作委員会

(C)2007『しゃべれども しゃべれども』製作委員会

映画『しゃべれども しゃべれども』。97年に「本の雑誌」ベスト10で第一位に輝いた同名小説を、『愛を乞うひと』で日本アカデミー賞最優秀監督賞受賞の平山秀幸監督が映画化。原作者の佐藤多佳子は、最新著書『一瞬の風になれ』で、第4回「本屋大賞」を受賞したばかり。TOKIOの国分太一が本作で映画単独初主演し、落語を披露する!

<物語>
東京の下町。主人公は、師匠の小三文(伊東四朗)を慕う二つ目の身分の落語家、今昔亭三つ葉(国分太一)。彼のもとに、「落語を通して、話し方を習いたい」と変わり者3人が集ってくる。無愛想な口下手の美人、十河五月(香里奈)。そして、大阪から転校した関西弁のわんぱく少年、村林優(森永悠希)。3人目は、元プロ野球選手で、ヘタな野球解説を続ける湯河原太一(松重豊)だ。三つ葉は、自宅で落語教室を開くが、個性ぞろいの3人をまとめるのにひと苦労。
また、三つ葉自身は、しゃべることは上手くても、好きな女性に想いを伝えることができず、失恋する。その上、本業の落語は上達しない。ところが、一門の落語家が揃って落語を披露する「一門会」で、師匠の十八番「火焔(かえん)太鼓」に挑戦する機会をつみ、稽古に没頭する。
他方、なんとか「まんじゅうこわい」を覚えた十河と村林のため、三つ葉は教室の発表会開催を決める。果たして、三つ葉の「火焔太鼓」は、そして気になる十河と心を通わせることができるか……。


平山監督の撮った出演者の面々、本編でいい顔しています!

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平山秀幸監督に、番組DVDコーナーでおなじみの鈴木ともみがインタビューした。
Q.原作に対しては。
――原作の持つ、「気持ちのよさ」っていうのは、映画でも描ければいいなって、思っていました。
Q.『OUT』や『レディ・ジョーカー』など、これまでも既に認知された原作の映画化がありました。
――いやー。不利ですね(笑)。でも、読者全員に、全てが満足していただけるというのは、映画化する場合、ないわけですから。それは「ごめんなさい」というのも含めて、「これは僕らが作った、原作本の映画化です」と、居直るしかないですね。
Q.キャスティングは大変だったと思います。主人公の三つ葉をTOKIOの国分太一さんが演じていますが、国分さんの印象はいかがですか。
――最初会ったときは、髪の毛も少し長かったし、TOKIOというグループのスケジュールも含めて、まして落語家の役で、落語を練習する時間があるのかとか、色々諸問題はありました。そいうことを「全部クリアにします!」ということで。2〜3回目に会ったときには、「あっ、三つ葉がいるよな」って、感じに、僕だけでなく、スタッフもなったんですね。だから、映画の中の三つ葉って、結構直球っぽいキャラクターなんですが、国分さん本人も結構近いものを感じて。「おっ、なんだよ、三つ葉じゃんッ!」っていう風にスタッフからも認知されるのが早かったですね。


しゃべり手の鈴木ともみ、本作に「勇気をもらった」という

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Q.主要な人物を落語家に演じてもらうお考えはなかったのでしょうか。
――それはね、まったくなかったですね。というのは、1つは、「国分君でいく」と決めたときに、周りも落語家を入れてはいけないと思ったのです。実際の落語家にやっていただくと、本当の二つ目さんにやっていただくと、生々しいですね。それで、もう真打(しんうち)になった方にやっていただくと、ウソくさいですね。だから、同じウソをつくならば、まったく落語経験のない人たちと別の大ウソを作るんだ、というほうに走りましたね。
Q.森永悠希くんは、オーディションで選ばれたのですね。
――大阪に、オーディションに行きまして、色んな子が来ていました。プロダクションには、「落語の世界の話だよ」ってことくらいの情報しか入ってなかったんですけれども、あの子だけ、お祖母さんが桂枝雀さんの大ファンで、枝雀さんのビデオを持ってた。それを丸暗記してきて、オーディションの時点で、あの話(まんじゅうこわい)を全部やったんですね。もう、スタッフは、「ポカン」と口をあけて、呆然としていました。だから、彼の中からは、自然に出てきた落語なんです。
Q.国分さんも、伊東さんも、落語のシーンでは、陰でかなり努力されたという感じでしょうか。
――もうそれは、すごいと思いますね。国分君は、撮影所来るたびに稽古。それで、柳家三三師匠について稽古。伊東さんは、伊東さんで、きっと。あまり人前で、自分の稽古姿を見せたくない人らしいのですが、やっぱり「火焔太鼓」を覚えるというのは……大変なことだと思いますね。
Q.若い男女のラブストーリーも描かれています。「好きだ」という気持ちをなかなかストレートに表現できない。
――『しゃべれども しゃべれども』……「なかなか伝わらない」。しゃべってもしゃべっても伝わらないこともありますよね。逆にいえば、しゃべらなくても伝わるようなことはないかなぁ、ってことも考えたりはしたんです。また、僕はあの2人(三つ葉と十河)は、あの後(映画のラストの後)、大喧嘩していると思っているんですね。いいときもあるし、喧嘩する悪いときもあるし。そうゆうことの繰り返しなんですけれども、よかろうが悪かろうが、やっぱり人と接していないとナァ……みたいなことなんですけどね。
4人が演じる登場人物のどこかに、うなずくようなところがあれば、もうこの映画の役目はOKという気がしますね。

人情と愛情の物語『しゃべれども しゃべれども』
5/26(土) シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
 By Director H.


 

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