『ガチ☆ボーイ』の若手監督に直撃! [クローズアップシネマ]
2008.02/23 H 記事URL

佐藤隆太さんと同い年の小泉監督

大学生の五十嵐良一の生き様を描く、笑って泣ける人間ドラマ『ガチ☆ボーイ』。学生プロレスを題材にしている。
<物語>
主人公の五十嵐(佐藤隆太)は、司法試験合格を狙える優秀な大学生だった。学園祭で観た学生プロレスの試合に憧れ、プロレス研究会に入部する。部員の仲間から聞いたことを熱心にメモし、マネージャーの朝岡麻子(サエコ)に思いを寄せる。「マリリン仮面」というリングネームをもらって挑んだデビュー戦。彼は、段取り(試合の筋書き)を忘れ、ガチンコ(本気)の試合をしてしまう。それが、観客にウケて、人気レスラーになる。メモにも記しておいた大事な段取りを忘れ、体を痛める試合をしてしまった五十嵐に、仲間は心配する。そこで、彼の妹・茜(仲 里依紗)によって、事故をきっかけに、寝ると1日の記憶がリセットされてしまう「高次脳機能障害」を負っている秘密が明かされる。記憶は失っても、体の筋肉痛や痣によって、生きる実感を取り戻そうとするのだが、学園祭という舞台で危険すぎる大きな試合が組まれてしまう……。


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ジュリー・ガヴラス監督『ぜんぶ、フィデルのせい』 [クローズアップシネマ]
2008.01/30 H 記事URL

ジュリー・ガヴラスさん(都内ホテルで)

『ぜんぶ、フィデルのせい』。フランス人女性監督ジュリー・ガヴラスさん、初のフィクション長編作。これまでは、ドキュメンタリー映画を発表してきた。

少女の視点で激動の時代を描く仏映画。舞台は、1970年代、フランスのパリ。ヒロインは、お嬢様学校に通う9歳のアンナ(ニナ・ケルヴェル)。弁護士のパパ(ステファノ・アコルシ)と雑誌記者のママ(ジュリー・ドパルデュー)、かわいい弟(バンジャマン・フイエ)と一緒に何不自由なく暮らしていた。ところが、伯父さんの死をきっかけに、両親は社会的良心に目覚め、子どもを残して南米のチリへ旅立ってしまう。
帰国後、両親は共産主義に傾倒し、父はチリのアジェンデ政権のため働き、母は女性解放運動に参加する。暮らしは一変し、庭付きの家からアパートに移り、ヒゲのおじさんたちが入り浸り、アンナが気に入っていたお手伝いを解雇する。親によって環境の変化を強いられた少女は、抵抗感を感じて仏頂面で不満を募らせていく。キューバのフィデル・カストロっていう人が諸事の原因なのだろうか。社会情勢について、身近なことから興味を持ち始めていく――。


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酒井園子さん、『シルク』との運命的出会い [クローズアップシネマ]
2008.01/26 H 記事URL

© 2006 Jacques-Yves Gucia/ Picturehouse Productions真実を語る手紙に、物語は衝撃のラストへ

アレッサンドロ・バリッコ(『海の上のピアニスト』)のベストセラー小説を、フランソワ・ジラール(『レッド・バイオリン』)が忠実に映画化した『シルク』、公開中。ジラール監督は、「シルク・ド・ソレイユ」の演出家。音楽は、坂本龍一

本作は、絹商人エルヴェと妻エレーヌの繊細なラブストーリーでありながら、蚕を求めて日本へ旅をする壮大な冒険物語でもある。

豪華キャストは、『ラストデイズ』のマイケル・ピット、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀、『ダ・ヴィンチ・コード』のアルフレッド・モリーナ。


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海猿から雪猿へ、羽住監督の挑戦! [クローズアップシネマ]
2008.01/18 H 記事URL

羽住英一郎監督

2006年の大ヒットムービー『LIMIT OF LOVE 海猿』の羽住英一郎監督が、今度は雪猿を描く 『銀色のシーズン』

まずは、雪猿たちを紹介しよう。
城山銀を演じるのは、『アヒルと鴨とコインロッカー』が記憶に新しい瑛太さん。銀と同じく元競技スキー選手の小鳩祐治役は、 『逆境ナイン』の玉山鉄二さん。神沼次郎役は、NHKドラマ『ちりとてちん』に出演中の青木祟高さん。

羽住監督にとって初のオリジナルストーリーで、年末に、意気込みを伺った。本作で登場する、雪山で破天荒な毎日をおくる男3人組のキャラクターを、監督は、キャストと3ヶ月間合宿し、撮影する中で創り上げていった。「ロング(広い画)で観てもパッと誰かわかる銀と祐治と次郎にしたかったんです。だから、髪型も服もそれぞれ違う。次郎は、黒人のようなビジュアル」。劇中、魅力的な3人の友情が爽やかに描かれている。

そして、物語の鍵を握るヒロイン・綾瀬七海には、田中麗奈さん。「結婚式3日前の花嫁を演じています。秘密を抱えている役柄なので、映画を初見の人にも、再度観てくださる方にも、納得できる演技をしていただきました。これ以上は、ネタバレになるので言えません(笑)」。
そのほか、佐藤江梨子、田中要次、國村隼、杉本哲太など出演。脚本は、坂東賢治(『ただ、君を愛してる』)。

『海猿』では、劇場で、嗚咽を必死で抑えるほど涙する観客を多く目撃した――。「あの作品では、感動のポイントを明確に作りました。ふりがなをふるように、内容のわかりやすさを追求したんです。でも、今回は、全員みんなが感動するというポイントを設定しませんでした。気が付いた場所で、それぞれに感動してもらう。お客様を信頼しています」。そして、新鮮なスタイルの映画を作りたかったという羽住さん。「飽きさせない映画を作ろうと思いました。そして、ジャンルを問わない作品にしようと。恋愛、スポコン、スキー映画ともいえない。人間関係も型にはまらない。観た人、全員が楽しめる映画にしました。自分自身の最高傑作ができたと思っています」。
独自のストーリーとキャラクターを築き上げた羽住監督。この企画に出会うまでスキー未経験だったというから、驚き。厳寒の雪山で挑戦と苦労の連続だったに違いない。


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安藤サクラ、父の映画で主役デビュー [クローズアップシネマ]
2008.01/10 H 記事URL

お母様の安藤和津さんに声もそっくりの安藤サクラさん

あけましておめでとうございます。今年も映画情報番組『シネマストリート』をよろしくお願いいたします。

新年最初に、この番組ブログでご紹介するのは、モントリオール世界映画祭で三冠受賞『長い散歩』の奥田瑛二監督の最新作。この『風の外側』で主演デビューの安藤サクラさんに、昨年の公開前にお話を聞き、放送した。

オペラ歌手を目指す女子高校生と在日朝鮮人の恋を軸に、愛や夢を見つめる青春ドラマだ。舞台は、山口県の下関。

安藤サクラさんは、奥田監督の次女。当初は、主役の友人役で出演する予定だったが、突如クランクインの4日前、ヒロインに決定したという。「主演女優が急に出られなくなったのです。監督に、高校生の役なんだからもっと声のトーンを高くしろ! と言われ、役柄のために歌や方言を覚えたり、必死に脚本と向き合いました」。本作の合唱曲アドバイザーに三枝成彰、歌唱指導は、オペラのプリマドンナ塩田美奈子と最強だ。

安藤さん演じる岩田真理子を、ボランティアでボディガードする青年役に、同じく新人の佐々木崇雄。相手役の印象を伺った。「男前。身長差がありました。モデルをされていたので、私が苦手な、自分の見せ方をすごく知っているなぁと思いました」。
奥田映画では、これまでも監督自ら出演してきたが、ほか、夏木マリ、北村一輝など常連キャストに加え、石田卓也、かたせ梨乃。さらに、大友康平、綾戸智絵、島田雅彦、江原啓之(スピリチュアルカウンセラー)など、異色な配役も面白い。母である安藤和津さんも出演し、スーパーバイザーとして参加している。


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『ナショナル・トレジャー』で宝をゲット! [クローズアップシネマ]
2007.12/29 H 記事URL

ゲイツの相棒を演じたジャスティン・バーサ

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジェリー・ブラッカイマーによる謎解きアドベンチャー、待望の第2弾。『ナショナル・トレジャー/ リンカーン暗殺者の日記』が12月21日に全世界同時公開され、番組でも紹介した。

一作目『ナショナル・トレジャー』は、歴史考古学者のベン・ゲイツが、米国の国宝である独立宣言書を守るため、やむなく盗み出してしまう物語だった。今回の『リンカーン暗殺者の日記』では、ゲイツの先祖が、米・元大統領暗殺の加担者との疑惑が浮上し、家族のため、ラシュモア山、バッキンガム宮殿など世界を駆け、秘宝を探す冒険に挑む。

一作目に続くキャストは、
歴史学者でトレジャーハンターのベン・ゲイツに、ニコラス・ケイジ。
国立公文書館主事のアビゲイル・チェイスは、ダイアン・クルーガー。
ベンの相棒のライリー・プールに、ジャスティン・バーサ。
ベンの父パトリック・ゲイツに、ジョン・ボイト。
更に、エド・ハリスとヘレン・ミレンが新たに加わった豪華キャストだ。


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日本で、無修正版が公開中 [クローズアップシネマ]
2007.12/18 H 記事URL

イム・サンス監督に、六本木でインタビュー

韓国の大統領選挙は、明日19日に投開票される。本国で大統領選が過熱する最中、先週、韓国の政治サスペンス映画『ユゴ〜大統領有故』が、シネマート六本木で公開された。

1961年から18年間政権を握り、経済成長を成し遂げ、独裁的な権力者だった朴正煕(パク・チョンヒ)大統領。彼の暗殺事件について、殺された夜の歴史の裏側を描き出すフィクションだ。実在の人物を基にドラマ化。

物語)1979年の韓国。当時の最高権力者、パク・チョンヒ大統領が、側近との宴席の最中、中央情報部長のキム・ジェギュに拳銃で撃たれる。暗殺という事実を曖昧にするため、部長は、「大統領がユゴにあった」と、国家中枢部に説明。事件に関わった人物たちの運命は……。


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ベルリンで金熊賞受賞の監督に聞く [クローズアップシネマ]
2007.11/29 H 記事URL

暗いニュースが多いボスニアに、金熊賞受賞の嬉しい便りは、監督を英雄の扱いをもって歓迎し、地元に歓喜をもたらした。

昨年、ベルリン国際映画祭で金熊賞、エキュメニカル賞、そして平和映画賞を獲得した『サラエボの花』。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都、サラエボを舞台にした人間ドラマだ。

92年、旧ユーゴスラヴィア解体の中で勃発したボスニア粉争。95年に一応の決着をみるまでに、死者20万人、難民や避難民を200万人も出したと言われている。山々に囲まれたサラエボは、戦争中、セルビア人勢力に包囲され、市民は、砲撃と狙撃兵の標的にさらされていた。ボスニアといえば、サッカー日本代表監督のオシムさんの故郷だ。

<物語>
中年のシングルマザー、エスマは、12歳の娘サラと、サラエボのグルバヴィッツァに住んでいる。紛争時の悲劇から男性恐怖症のエスマだが、生活のためナイトクラブで深夜まで働く日々。一方の娘のサラは、「戦死した」とだけ母親に聞かされていた父親の死と自分の生い立ちに関心を持ち始める。母は、娘に伝えていなかった辛い過去を抱えていた。

<キャスト>
エスマ/ミリャナ・カラノヴィッチ(『ライフ・イズ・ミラクル』)
サラ/ルナ・ミヨヴィッチ
ペルダ/レオン・ルチェフ


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『エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜』 [クローズアップシネマ]
2007.11/11 H 記事URL

意外にもパンクな雰囲気の監督さん。脚本も手がけた。2人の息子とともに来日。

伝説のシャンソン歌手、エディット・ピアフの47年間の生涯を描く『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』が公開中。日本では、越路吹雪の声による『愛の賛歌』がお馴染みだろう。この曲の生みの親が、本作で語られる主人公だ。イヴ・モンタンとの恋愛をもとに生まれた『バラ色の人生』。また、彼女の人生で最大のロマンスだったといわれる、ボクサーのマルセル・セルダンへの思いを綴った『愛の賛歌』。

<ドラマティックな人生を描くストーリー>
1915年、エディット・ピアフは、パリ下町の貧しい家庭に生まれる。幼い頃から路上で歌い、生計を立てていた。20歳の頃、パリ名門のクラブオーナーであるルイ・ルプレ(ジェラール・ドパルデュー)に見出され、"ラ・モーム・ピアフ(小さい雀)"の舞台名をつけられる。シャンソンの女王エディット・ピアフの誕生だ。『愛の讃歌』『バラ色の人生』『水に流して』などの名曲が、紆余曲折のスター街道を経て、人気を得る。だが、名曲『愛の讃歌』には、最愛の恋人を飛行機事故で失うという悲劇的秘話があった。


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ハリウッド映画出演の石橋凌さん [クローズアップシネマ]
2007.10/30 H 記事URL

『ローグ アサシン』でジェット・リーと共演の石橋凌さん

10月6日から全国公開されている、ハリウッドのアクションサスペンス『ローグ アサシン』。東西を代表する国際的アクションスターが共演している!
冷酷な殺し屋、ローグを演じるのは、世界のアクションスター、ジェット・リー(『HERO』)。ローグへの復讐を誓うジャックに、ジェイスン・ステイサム(『トランスポーター』)。そして、日本のヤクザの親分は、石橋凌。その娘役は、デヴォン青木。中国マフィアのボスに、ジョン・ローン(『ラスト・エンペラー』)。ほか、ルイス・ガスマン、ケイン・コスギなど、豪華キャストだ。
<STORY>
サンフランシスコのFBI捜査官ジャックは、相棒を暗殺者ローグに殺される。三年後、ローグが暗黒街に出現したとの情報から、ジャックは、日本のヤクザとチャイニーズマフィアが激突する、ギャング抗争の渦中に飛び込む。復讐に燃えるジャックは、果たして、ローグの正体を暴き出して、仇を取れるのか……。


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