『僕の彼女はサイボーグ』 [クローズアップシネマ]
2008.06/13 H 記事URL

サイボーグを演じた綾瀬はるかさんに軽く持ち上げられる演出をされた小出恵介さん(4/15都内会見で)。

『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督が、日本人スタッフとキャストで撮った『僕の彼女はサイボーグ』が公開中。

綾瀬はるかさんのサイボーグ姿が話題の映画だ。小出恵介さん扮する冴えない大学生ジローを、力強くサポートするサイボーグの彼女を演じている。キュートでパワフルだが、人間の心を持たないロボットで、瞬きや目線、手先の動きなどの演技に気を配われている。未来の自分が現在の自分を守るために送り込んだサイボーグとジローとの同居生活が描かれる。


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『ナルニア国物語』第二幕の製作の裏側 [クローズアップシネマ]
2008.05/30 H 記事URL

会見に関根麻里さんが本作の案内人として参加

ディズニーのファンタジー『ナルニア国物語』。前作『第一章:ライオンと魔女』で、ペベンシー四兄妹がナルニア国の民のため白い魔女と戦い、勝利して衣裳ダンスの扉から現実世界に戻り、一年を経た。その間、時間の流れが異なるナルニア国では1300年以上の歳月が流れている。いま、ロンドンで地下鉄を待つ兄妹。魔法の角笛に導かれ、再びナルニアへ。この国は、戦闘民族のテルマール人が侵略支配するようになっていた。角笛を吹いたのは、カスピアン王子だった。父を暗殺したテルマール人の叔父ミラースから命を狙われ、漆黒の森に逃げ込んで来た。王子は、テルマール人に追われ身を潜めていたナルニアの民と出会い、彼らを救う運命を背負う。伝説の兄妹とナルニア人を従え、叔父の戦闘軍との決戦が始まる。

今月、来日したのはシリーズ第二章でカスピアン王子を演じたベン・バーンズさん。ペベンシー家の長男ピーター役のウィリアム・モーズリーさん。末っ子のルーシー役で第三章にも出演が決まっているジョージー・ヘンリーさん。そして、監督のアンドリュー・アダムソンさんと製作のマーク・ジョンソンさん(『レインマン』)だ。


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樋口監督の『隠し砦の三悪人』 [クローズアップシネマ]
2008.05/20 H 記事URL

日本外国特派員協会で会見した樋口監督(5/7)

ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』に影響を与えたと言われる、黒澤明監督『隠し砦の三悪人』が50年ぶりにリメークされた。現在公開中『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』。監督は、『日本沈没』『ローレライ』の樋口真嗣(ひぐち・しんじ)さん。

戦国時代。秋月の侍大将と労役から脱出した男2人が、秋月の雪姫と隠し金を、敵国の山名を抜けて同盟国の早川に届ける冒険活劇だ。


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チンギス・ハーン誕生の物語『モンゴル』 [クローズアップシネマ]
2008.05/11 H 記事URL

4月22日新宿で、大相撲の横綱白鵬が映画『モンゴル』の舞台挨拶に登場。「家族の愛に感激しました。モンゴルの大自然が懐かしい」などとコメント。

STORY
十二世紀。モンゴル遊牧一部族の頭領イェスゲイの長男として生まれたテムジン。九歳のとき、敵対するメルキト部族から花嫁を選ぶため父と旅に出る。しかし、立ち寄った村で、テムジンは少女ボルテと出会い、彼女を許嫁に選んでしまう。帰路で、イェスゲイは別の部族に毒殺された。テムジンは、父の配下だったタルグタイの裏切りで命を狙われ、生き延びて少年ジャムカに助けられる。二人は、兄弟の杯を交わす。
 成長したテムジンは、ジャムカの戦力を借りてメルキト族に攻め入る。テムジンを待っていたボルテは、メルキト部族の子を宿していたが、妻とし、その子をわが子として慈しむ。テムジンは、モンゴルを統一すべく激しい戦いに身を投じながらチンギス・ハーンと呼ばれる頭角を現していく。
    
昨年度アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされたことでも話題を呼んだ歴史大作『モンゴル』。カザフスタン、ロシア、ドイツ、モンゴルの合作。
主演は、浅野忠信さん。テムジンを力強い存在感をもって体現し、モンゴル語と乗馬に挑戦した。テムジンと友情で結ばれながら、宿敵となる勇士ジャムカは、中国の実力派スン・ホンレイさん。テムジンの妻ボルテは、本作が映画デビューのモンゴルの新星クーラン・チュランさん。


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日本通の異才の監督ドゥニ・デルクールさん [クローズアップシネマ]
2008.04/28 H 記事URL

フランス映画祭の会見。2008年は日仏交流150周年だ。(左はマーガレット・メネゴーズさん)

3月13日から東京・大阪で開催されたフランス映画祭2008。日本未公開の作品をいち早く紹介する祭典で、昨年のカトリーヌ・ドヌーブさんに続き、ソフィー・マルソーさんが団長を務めた。期間中は、マルソーさんの監督&出演作『ドーヴィルに消えた女』を含む13本と短編が上映された。その中から現在公開中の2006年のカンヌ国際映画祭正式出品作『譜めくりの女』を紹介する。

サスペンスフルな展開だが、殺しや犯罪映画とも違う、人間心理に迫る女の愛憎劇。映画祭開催中、来日したドゥニ・デルクール監督にお話を聞いた。「本作で非常に強くて、美しい人間の心を表現したつもりです」。


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アラン・メンケンのメモリアルな音楽♪ [クローズアップシネマ]
2008.03/30 H 記事URL

ピップの声も担当したリマ監督、パトリック・デンプシー、音楽のアラン・メンケン

ディズニーがアニメーションと実写を融合! おとぎの国のプリンセスは、現実の世界で生きていけるのか――『魔法にかけられて』。映画の導入部は、魔法の王国『アンダレーシア』をアニメーションで、中盤から舞台を現代の大都会ニューヨークに移して実写で描く。
<STORY>
魔法の国『アンダレーシア』に暮らす美しい女性ジゼル。エドワード王子との結婚式の日、ジゼルは王子の義母ナリッサに騙され、魔法の井戸に追放されてしまう。アニメではなく実写世界のニューヨークへ。ドレスを着たまま、現代の大都会の人ごみで途方にくれるジゼル(エイミー・アダムス)。バツイチの弁護士ロバート(パトリック・デンプシー)と娘モーガン(レイチェル・コヴィー)に助けられ、自宅アパートで休ませてもらう。姫を追って現代に迷い込む王子(ジェームズ・マースデン)と姫の親友リスのピップ(声:ケヴィン・リマ)も生身の姿に変わる。ジゼル同様、彼らも現実社会では浮きまくり。とうとう王子と再会を果たすジゼルだが、真実の愛に目覚めてロバートと王子との間で気持ちが揺れる。さらに、魔法使いのナリッサ(スーザン・サランドン)と家来(ティモシー・スポール)がジゼルの命を狙ってやってくる!


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『犬と私の10の約束』の本木監督に聞く [クローズアップシネマ]
2008.03/22 H 記事URL

『釣りバカ日誌』『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる本木克英監督

愛犬のソックスと少女あかりとの絆を描く『犬と私の10の約束』。公開前に放送でご紹介し、先週公開後「涙が止まらなかった」「犬が飼いたくなりました」など早速、リスナーから感想をお寄せいただいている。

映画の題材になったのは、ネットを通じて世界中で静かなブームの短編詩「犬の10戒」。「言うことを聞かないときは、理由があります」、「私は10年くらいしか生きられません。だから、できるだけ私と一緒にいてください」など犬の立場から書かれた飼い主への10のお願いをモチーフにしている。
<物語>少女あかりの家にやってきた一匹の子犬。母は、あかりに犬を飼うときにする10の約束を教える。母はあかりとお父さんを残して病気で亡くなってしまう。ソックスは、あかりの心を癒し、やがて家族にとって掛け替えのない存在になっていく。

<出演>田中麗奈(斉藤あかり)、加瀬亮(星進)、福田麻由子(あかりの子ども時代)、豊川悦司(斉藤祐市)、高島礼子(斉藤芙美子)


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二大女優が共演!『いつか眠りにつく前に』 [クローズアップシネマ]
2008.03/20 H 記事URL

コルタイ監督にとっては、初の英語による映画製作になった

ヴァネッサ・レッドグレイヴとメリル・ストリープの共演が話題、『いつか眠りにつく前に』。本作の監督に抜擢されたのは、ハンガリー生まれのラホス・コルタイさん(61)。『海の上のピアニスト』、米アカデミー賞撮影賞候補になった『マレーナ』などのカメラマンとして知られる。監督としては"Fateless"に続く二作目で、スーザン・マイノットのベストセラー小説(原題"EVENING")を映画化した。

物語は、老いた母アンと娘たちとの関係を軸にした現在と、アンが封印していた過去の恋のエピソードが一つに溶け合い、癒しと希望のメッセージになっていく。

人生の最期を迎える老いた母アン(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を、枕元で見守る長女コニー(ナターシャ・リチャードソン)と次女ニナ(トニ・コレット)。混沌とした意識の中で、アンは、「ハリス」という娘たちの知らない男性の名前を口走る。若き日のある週末の出来事を回顧していた――。
親友ライラ(メイミー・ガマー)の結婚式で花嫁に付き添うため、ロードアイランドの海辺の町を訪れていた。そこで、親友の初恋の相手ハリス(パトリック・ウィルソン)に出会い惹かれあう。ところが、アン(クレア・デインズ)は花嫁の弟バディ(ヒュー・ダンシー)に告白されてしまう。アンとハリスは、悲劇的な結末へ――。運命を感じた相手と結ばれず、歌手として挫折し、離婚を経験した母としての後悔の念……。いまアンは、娘たちと、見舞いに来た親友のライラ(メリル・ストリープ)を前に、ベッドの中で人生を振り返っていた。


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1秒ごと1万ドルの豪華な映像世界 [クローズアップシネマ]
2008.03/09 H 記事URL

ニコール・キッドマンさん。プラダのシースルードレスで会見に登場。

公開中のファンタジー映画『ライラの冒険〜黄金の羅針盤』は、フィリップ・プルマンの大ベストセラー『ライラの冒険』を原作にした、3部作の幕開け!
<STORY>
物語の舞台は、私たちの世界とそっくりのパラレルワールド。この平行世界に住む人々は、魂を象徴する「ダイモン(守護精霊)」と呼ばれる動物や虫を分身として傍らに連れている。主人公の12歳のライラ・ベラクアは、平行世界のイギリス・オックスフォードの学寮にいる。彼女の両親は、既に亡くなっているが、強い精神を持ったお転婆娘だ。唯一の身内の叔父は、探検家のアスリエル卿。最近、ライラの周辺では、子どもたちが誘拐されて、恐ろしい実験に利用されているという噂が流れている。とうとう彼女の親友ロジャーまでが姿を消してしまう。上流社会で権力を握るコールター夫人は、ライラを学寮から引き取りたいと申し出る。夫人と旅に出るライラに、学寮長は、黄金に輝く羅針盤を手渡す。真実を示し、人の心を映し出す黄金の羅針盤に導かれ、ライラは夫人の恐ろしい素顔を知り、逃げようとする。空飛ぶ魔女、気球乗り、鎧(よろい)熊のイオレク・バーニソンを味方に付けながら、連れ去られた友達を捜し救うため北へと冒険を進める――。

劇中の「ダイモン」と「鎧熊」が面白い。先月、会見で好きなシーンを聞かれたニコール・キッドマンさんは「鎧熊の戦いです。どうやって撮影したのかしらと興奮できるから」と鉄の鎧を着けた白熊同志の王権争いを挙げた。妊娠中の来日となり、「今後はこの作品のような子ども向けと大人の作品に交互に出演したい」と述べていた。今回コールター夫人という悪女を好演している。


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『明日への遺言』小泉監督に聞く [クローズアップシネマ]
2008.03/03 H 記事URL

左から)小泉監督、富司純子、藤田まこと、竹野内豊

大岡昇平の『ながい旅』を、小泉尭史監督(『雨あがる』『博士の愛した数式』)が映画化。『明日(あした)への遺言』。B級戦犯として裁判にかけられた岡田資(たすく)の姿と家族との絆を、冷静な視点で描いている。

<物語>
昭和23年3月。元東海軍司令官・岡田資は、B級戦犯としてスガモ・プリズンに入所している。岡田中将と部下への起訴理由は、名古屋空襲で無差別爆撃を実行した米軍機の搭乗員のうちパラシュートで落下し日本で捕虜となった38名の米国人を、正式な審理を行わずに処刑したこと。岡田は法廷で、部下を守って司令官として自分の責任を主張した。同時に、無差別爆撃の違法性、略式手続きでの処刑の正当性を訴えた。米国人弁護人との信頼関係、妻温子や家族との心の交流……。戦勝国側の検察官、裁判長を前に、岡田は一貫した証言と姿勢を貫く。

出演:藤田まこと、富司純子、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン、リチャード・ニール、西村雅彦、蒼井優、田中好子
ナレーター:竹野内豊/主題歌:森山良子


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